□ ノースペシメン
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・―□ 日記系
    |
    ・―□ 99年10月


1999年 10月 30日(土)

土日といえば色々エアチェックしてるけど前番組からの惰性で録ってるものが多い。「封神演義」に「サイボーグ・クロちゃん」に「神風怪盗ジャンヌ」に「機獣新世紀ゾイド」、おまけに「ぐるぐるタウンはなまるくん」「ごぞんじ!月光仮面くん」…なぜこんなの録ってるんだろうとふと我に帰る瞬間もあるが習慣なのでなんとなくテープを回し続ける。録りこぼしてもよさげなものだが、もしこの中で化ける作品があったらと思うと気が気ではない状態のときもある。ちゃんと目を通していれば見限る番組は切っていけるんだけど…見てねえんだよな。気力が足りねえ、気力が。




1999年 10月 29日(金) 「メダロット」 #18 ロボトル禁止令

今日の「メダロットは」未だ見てないので後でココに書きます。
…というわけで先週の予告でワクワク期待させられたロボトル禁止令ですが、机のバリケードを築いての PTA との対立はウヤムヤに川崎銀蝿なロボロボ団との対決に移行します。もうちょっとオトナ達との攻防戦が見たかった気はしますが巧くオチに持っていかれたような印象。展開的にもスピーディで楽しめましたが、その点若干肩スカシな感じもしました。キクヒメ&アリカな僕としてはドッジボールで萌えましたが(^^;

さて今日のお買い物:
DVD 「アンドロイドアナ MAICO 2010」 5巻 (ポニーキャニオン)
CD "ふわり / 林原めぐみ" (キングレコード)
CDS 「THE ビッグオー」 "BIG-O! , and FOREVER..." (ビクターエンタテインメント)
書籍 「なんとかなるなる / 林原めぐみ」 (角川書店)
ムック 「少女革命ウテナ ヴィジュアルメイキングブック アート・オブ・ウテナ」 (美術出版社)
一般コミック 「ナデシコでいこう 12」 (ラポート)、「地球防衛企業 ダイ・ガード」 (角川書店)
成年コミック 「X・ランチ / さらだ まさき」 (東京三世社)
ガシャポン 「To Heart リアルフィギュアコレクション part3 」 * 7
「機動戦艦ナデシコ 劇場版 リアルフィギュアコレクション」 * 2 (ユージン)

なんだか林原関係の義理買いという雰囲気だが、いつものことなのでまあ良しとする。
「アンドロイドアナ MAICO 2010」の 5巻 は完全に買い忘れ。店頭でも扱いがぞんざいなのが不満。
「少女革命ウテナ」のムックは劇場版も含めて異様に濃い内容のようで楽しみ楽しみ♪
「ナデシコでいこう」って自分でもいったい何巻買ってるのか全然把握できてない。
「ダイ・ガード」のコミックは勢いで買ったがたぶん読まないような気もする…。

お馴染みユージンのガシャポンフィギュア、今まで To Heart には手を出していなかったが綾香があるなら話は別である。7回チャレンジして当たりが 4個(綾香 * 2、芹香ドレス黒、あかり体操服青)でハズレが 3個(松原葵、セバスチャン、しんじょうさおりん&セバスチャンリムジン)、まあ良しとする。ナデシコの方はルリルリとユリカだったけど、To Heart のに比べるとパーツの合いも悪く、顔のペイント等デキはイマイチで残念。
で、組んでみたんだけど、綾香のパーツ割りが確信犯的で泣ける。分割しなくてもいいようなスカートが別パーツとなっていてパンツをはいた下半身にはへそのモールドまであるのである。スカート部品を挟まずに上半身と下半身を無理なく接続できるのも一種異様なこだわりと見た。通常は上半身と下半身に挟まれるスカート部品の厚みの分が浮くのだが、スカート部品の上部開口部を薄型にして下半身パーツに被せる設計の為、浮かない。つまりはスカートを脱がすというプレイバリューを設計段階で考慮に入れた上で作られているのだ。…とはいえスカート脱がしたままほっぽって置くのもナンだけど(^^;




1999年 10月 28日(木)

「今、そこにいる僕」、なんか見ててツラーイ気分になってきた。こういう前向きな主人公の少年にはこれくらいの試練があってしかるべきなのだろうか、ずっとこんな調子なんだろうか…昨今のアニメキャラと言えば表層的にはウジウジしてるのがデフォルトで、さして凄惨な仕打ちを受けていない分、シュウはその精神力に応じた仕打ちを受けているように見えてツライ。シュウといえばDTエイトロンの主人公と同じ名前だが、その行動力と境遇には天と地ほどの差がある。
アメリカ人のサラとの出会いとスムースな会話でふと思ったのだがこの世界に来ると英語と日本語という壁は存在しないのだろうか…これが異世界の人間との出会いであったなら深く考えることも無く受け入れられるが、同じ世界の異なる言語となると何故か気にかかるのが妙な感じ。まあそんなもんかとは思うけど。




1999年 10月 27日(水)

「南海奇皇(ネオランガ)」(ファーストシーズン)の LD 全巻購入特典のランガフィギュアが届きました。そんなにたいしたものは期待していなかったのですが、届いた梱包は意外にも異様に本格的なものでした。塗装済みコールドキャストっていうのかな?、立派なディスプレイベースもついていて完璧なデキのランガが拝めます。俯瞰で見たランガってこういうプロポーションなのね、と納得させられます。アニメでよくアップにされる顔は意外にも非常に小さく精緻なモールドと繊細な塗装がなされ、特徴的な胸の渦巻きも前傾気味の姿勢から下から見上げたときによく見えるものだとわかります。 [南海奇皇フィギュア 画像23KB]
MAICO 2010 の全巻購入特典も劇中で登場した "恋してキッス / 佐藤町子" の CDS という気の利いたものでしたが南海奇皇の特典は想像を遥かに上回るものでした。こうなると DVD 版ファーストシーズンの全巻特典である スペシャル DVD にも期待が膨らみますね。でもセカンドシーズンの LD 版はいちいち買ってないんだよなあ…うーむ、どんなもんなんだろ…ま、いっか。
フィギュア同梱のテキスト、「> WOWOW の放送を根気よく見て下さった方々 ビデオ、LD で見て下さった方々 スタッフ一同、感謝の言葉もありません。」に南海奇皇の苦戦ぶりが感じられます。同時にこの良作を正当に評価し得なかった多くのアニメファンに失望の感を禁じ得ません。


今日のリヴァイアスとビッグオーは(21時時点)未だ見てないっす。見てからココに書こうっと。
…というわけで「無限のリヴァイアス」、1話目を見たときは "リヴァイアス≒おいら宇宙の探鉱夫+ブギーポップ" な印象だったのですが、今のところバイファム or DTエイトロン的な展開を見せています。でも謎のネーヤのつぶやきに限らず人物の描写や会話の繊細さはブギーポップの珠玉のテキストに通じるものがあると思います。展開的に遅いという評も聞きましたがその情報量の多さは不要なものとは感じず、一度見て理解できるものではなくソフトリリースを待ってじっくり何度も見たい作品になると思います。
「THE ビッグオー」はアンドロイド・ドロシーの不可思議な魅力にノックアウトです。MAICO のようにおでこの DVD-ROM(?) を開いて非常灯にしたりノリノリのフリでブルースを弾いてみせたり、人非人好きのオレにはタマランです。今回は人間の "美女" も出てきてムチムチスーツで媚びを売ってましたがやはりドロシーにはかないません。


ついでに今週の TEAM はプロヤQで遅れる模様。一応見てみようっと。
…というわけで50分遅れのを見てみました。引きこもり少年の家庭内暴力現場。草薙剛くんが目ざとく見つけたのは、「機甲戦記ドラグナー」のエアチェックテープ、しょてからいきなりコレかい(笑)。「レアだなぁ。コレ、ビデオにも LD にもなっていないんです、お母さん、あとでダビングさせてください」…ドラグナーなら CS で何度も再放送やってるだろ、まだまだヌルイぜ草薙剛、とかいって(笑)
宿直の荷物にコンバトラーVの超合金を詰め込む草薙剛くん。そこを襲撃する暴力マスク少年。彼が弄ぶはロンギヌスの槍?らしきものを持った零号機? マスク少年のN2爆発言「アニメの仕事ってどうすればいいのかな…」 ∀G表紙のAXを読み耽るマスク少年。オバサン呼ばわりされた水野美紀に初号機人形を叩き付けられて慌てる草薙剛に初めて微笑みを見せる少年。なぜか水野美紀の携帯の着メロはゴジラ。…まあそんな些末なことは置いといて、オレ自身だって引きこもりの一種だから他人事でなく表のストーリーに素直に共感し感慨を持つことができるつくりになっている。しかしコレをオトナに見せてもっとガキを甘やかさせようとは思わないけれども…。




1999年 10月 26日(火)

世はなべて事も無し、サイバーフォーミュラ TV のエアチェックをしばらくサボってたのを再開。いつ見るのかは不明。んでもって OVA(SAGA?)の放映がたまたまあって菅生あすかのシャワーシーンだけ別テープに録る。実にしっかりと描き込まれたビーチクであることよ。しかし全然揃ってエアチェックできてないところを見るとあまり本気で見たいアニメではないのかも知れない…っていうか言うまでもなくそうなんですけど。

ダイ・ガードもアニコンII もまだ見てません。ルーティンテープはやっと春頃までに辿り着き、鉄コミュ や SMJ to X は遂に最終回まで到着。SMJ 世界を裏から操っていた Dr.ヘスの正体とその積年の恨みが氷解する様は感動的でしたし、光となって生まれ変わったライム達を見ても素直に喜ぶことができました。前シリーズの SMJ 程には僕の心に傷を残すことはありませんでしたが… SMJ to X の LD は過渡期ということもあってなんとなく手を出していなかったのですが安く DVD 版が出たら買うかも。SMJ を DVD BOX で買い直すという案は断念しましたが…。

ついでに「快傑蒸気探偵団」も見終わりました。前半の印象はトロくさい演出のアニメだなあと思っていたけど後半にかけては盛り上がったと思います。最終回もキレイにまとまって終わったし。それにしても主題歌を歌ってる elika って人の声はなんだかベタな打ち込み音楽のようでベロシティも一定(というか 2, 3段階しかない)ですごくヘタウマっぽいのですが、声質の方は聴いてるとクセになりそうな魅力があります。背景の演奏の方はヒステリックなまでにヒートアップしてるのに全編一定で冷静な歌声というのも面白い気がしました。一時期「ヘタだなぁ」と思いつつハマってアルバム "White" だけは買ったりしたものです。
全話の中で一番印象に残ったのが #16 "黒い天使の涙" です。荒川稔久氏 脚本、吉川浩司氏 演出絵コンテで、共に看護婦である鈴々と蘭々の姉妹の思想的対決のお話です。妹の鈴々は重病の少女の為にできる治療は尽くそうとしますが姉の蘭々はその無駄な延命に反対します。そして蘭々は少女を連れ出し、そのささやかな夢である「海が見たい」という希望を叶えます。蘭々としては希望を叶えてもうこの世に未練を残さないようにとの想いだったのですが、鈴々によると病院に戻った後の少女は蘭々のような看護婦になりたいという新しい夢を抱き、困難な手術を受けた挙句「死にたくない」と言って死んでゆきました。それを聞いた蘭々は自分がしたことがかえって少女の生きたいという希望を呼び起こしてしまったことを知り、茫然とします。さて、僕達は「思い残すことは何もない」と静かに息を引き取るのが幸せなのでしょうか。それとも「死にたくない!」と叫んで叶えられぬ希望を胸に抱いて死ぬのが幸せなのでしょうか。




1999年 10月 25日(月)

さていきなり今日のお買い物
模型誌 「月刊モデルグラフィックス」 12月号
その他 ヘルスダンベル 3kg * 2

前は 2kg でちょうどよかったのだけど数こなせるようになってきたのでちょっと増量。あまり負荷が高いと無酸素運動になってしまいそうなのでメニューによっては使い分けることになるけど。しかし体重は全然落ちないし、体脂肪率が 24% くらいをうろうろしている。抗鬱剤飲んでると飯が旨いのかもしれない。オヤツも食べてるし。今日は珍しくハーバーランドからの帰りに 1時間くらい歩いた。何か目的地があるといいんだけど。




1999年 10月 22日(金) 「メダロット」 #17 レトルト危機一髪!

メダロットミュージアムのセキュリティをかいくぐりレアメダルを盗み出した怪盗レトルト。ヒカル兄ちゃん=レトルトと同じおでこのタンコブからレトルトに間違われるイッキ。誉め言葉のカッコ悪いメダロット、セブンカラーズ。体操服でランニング萌えアリカ。フリーライターの切り札、拾ったレトルトの仮面。ここで CM。
レトルトの扮装で恥ずかしい限りの悪事を尽くすドエレーコンピデンシャルのフリーライター。イッキはレトルトの恥ずかしい悪事の疑いをかけられヒカル兄ちゃんとともに爆発。フリーライターとイッキ達が互いに互いをレトルトと叫び、事態は混乱、なし崩しにロボトル開始。セブンカラーズの光学迷彩はメタビーの受動レーダーに看破され決着。その隙にレトルトは仮面を取り戻し、メタビーとロクショウに搭載されているレアメダルもいつか必要になると意味深発言、でもまたおでこをぶつけて翌日のヒカル兄ちゃんはダブルタンコブ。アリカの学校新聞によりイッキの疑いも晴れ、偽レトルトの正体も白日の元に晒されてメデタシメデタシ。

レトルトの真の目的は何か?とか先の展開は今のところどうでもいいとして、ヒカル兄ちゃんの正体が視聴者にはミエミエでアリカ達には全然気づかれてないというお約束はひとときの幸福な時間でもある。
次回、ロボトル禁止令、なんか楽しみな予告。



今日は都合により10日ぶりくらいの通院日。抗鬱剤を変更増量するもまだクスリの名前は調べてない。なんかいちいち調べるのがめんどくさくなってきたのかな。おくすり110番で調べたら一発なんだけど…。
(99.10.26)とか言って今調べてみました。デプロメール(SSRI)が 175mg/日 から 250mg/日 に増量したのと、あと謎のクスリ(番号が小さすぎて読めない)、それに炭酸リチウム飲まされてました。燥転してると思われたのでしょう。調子の良いときに頑張り過ぎてリバウンドがキツイだのと言われましたから。若干不本意な気もするけど傍から見てるとそうなのかもしれません。


さて今日のお買い物
DVD 「南海奇皇(ネオランガ)」 7巻 (ポニーキャニオン)、
「機動戦艦ナデシコ The prince of darkness」 (キングレコード)、「To Heart」 5巻 (KSS)、
「デュアル! ぱられルンルン物語」 5巻 (パイオニアLDC)、
「魔法使い Tai! TV」 1巻、「星界の紋章」 5巻、「十兵衛ちゃん ラブリー眼帯の秘密」 4巻、
「てなもんやボイジャーズ」 3巻、「天使になるもんっ!」 3巻、「逮捕しちゃうぞ Special」 4巻、
(以上バンダイビジュアル)
アニメムック 「TV ANIMATION To Heart VOL.1 / KSS PERFECT COLLECTION SERIES」 (ケイエスエス)
成年コミック 「くぢら / 道満晴明」、「くらげ / 道満晴明」、「不感空間 / 的良みらん」
一般コミック 「OL進化論 / 秋月りす」 15巻

「機動戦艦ナデシコ The prince of darkness」は映画館では 2回しか見てなかったので今回思う存分繰り返し視聴を敢行した。何度も見てると対立の構図、均衡状態から勝ちフラグ成立に至る紙一重の敵の作戦の内情もよくわかる(イネスが密かに確保されていた時点で火星の後継者の勝ちは無かった)。細かい部分でのサービスも劇場で見たときはあまり好意的に受け止められなかったが今ではとても細かいところまで行き届いているのがわかって好感を持って楽しめる。ま、そんな些末なことはともかく、やっぱオレ的にはアキトの「これがオレのすべてだ」とルリに手渡すラーメンのレシピに涙が止まらない。
この映画が上映当時、會川昇氏脚本の本来のナデシコでないことが不審で、実際に完成品を観たときにもややナデシコ独特の毒気、そして僕達の写し身であるアキトのもがき苦しむ姿がそこに無かったことに落胆を禁じ得なかったのは確か。しかしルリルリ視点のナデシコとして再構成された劇場版もナデシコのひとつの姿であると最近になって納得している。




1999年 10月 20日(水)

「無限のリヴァイアス」 オンタイムで見てます。いい感じっすよ。感想書こうかなあ…。
「THE ビッグオー」 もいいんだよなあ。やっぱ水曜日が生活の軸なのかな。

TEAM は前半見るの忘れてました。後半だけ見たけどそれなりの展開でした。草薙剛くんのイジメカムアウトがクライマックスですが、前回のエヴァ少年とガメラ草薙剛くんとの齟齬が確かめたかった気はしますね。




1999年 10月 17日(日)

さて今日のお買い物
男児玩具 「救急戦隊ゴーゴーファイブ / DX超合金 緊急合体ビクトリーロボ」(バンダイ)

エアチェックしている作品にはオンタイムでのチェックもあるが、その一部以外の作品ではほぼ半年の時差がある(^^;。そういうわけでオレ時空内では 99戦隊GGV は始まったばかりだったりする。先日放映終了した「ウルトラマンガイア」のシグメカ類目当てで立ち寄ったトイザらスの店頭は既にゾイドで埋め尽くされてしまってたりなんかする。その代わりといってはナンだがビクトリーロボなど手にとってみたりする。店頭には何やら追加装甲と思われるなんたらボーイとか全機搭載列車が合体してロボットになってたり、ビクトリーロボの正統な後継機と思われる次期主力ロボのビクトリーマーズとかが多勢を占めていたりする。そうかー、今は大変なことになっているのだなあと肌で感じつつ、在庫僅少で現在のところ思い入れのあるビクトリーロボだけを買ってきた(てゆうかそれ以外見たこと無いのでワカラン)。
ビクトリーロボで特筆すべきは 1機の航空機を除いた 4機のマシンが全て陸上車両であるという点に尽きる。しかもガンタンクみたいにバーニアでジャンプしたり浮揚したりはできない純然たる車両なのである。GGV での特撮は海蛍や基部から回頭し操車場に接続するレインボーブリッジ(?)や高速道路で "500系のぞみ" を追い抜く輸送機関車といったツボをついたものだ。さて、4機が車両でしかないビクトリーロボの合体プロセスだが、これが非常に趣向を凝らしたものとなっている。これまでの "合体" は無重量空間というか合体の為の空間が準備される、乃至は陸上マシンも合体フィールド内では飛行可能となっているか、もともと飛行能力を付与された陸戦兵器だった。
具体的に作品内でのビクトリーロボの合体プロセスをみていこう。4号車(イエローアーマー / 装甲車型マシン、ショベルアームを展開する)と 5号車(ピンクエイダー / 救急車型マシン、ハッチを展開して大量の避難車両を格納する)は膝から下の両脚部を形成するが合体準備の変形の為につま先となる先端部の操縦席を除いて車両の大部分を起立する必要がある。ここで 4 / 5号車は下部のジャッキをもって自力で起立するのである。フツーはバーニア吹かすか、なんの描写フォローも無いような変形シーンであるがこのジャッキによる起立という 1カットの描写で巨大メカの変形/合体を実感できる。次に 2号車(ブルースローワー / 放水車両型マシン)は腰部と両脚太股部を形成するが、先述の両足の 4 / 5号車への合体に唯一の航空機である 3号機(グリーンホバー / ホバー型マシン、ファンジェットエンジンは後方から下方へのティルト式、エンジンナセル上部にサブエアインテークと下部に排気ダクトを装備し、ティルトエンジンのメインノズルが後方を向いた状態でもその排気によって浮揚できるようになっている)による吊下で浮上、移動、位置決め、合体を行う(3号機パイロットは元ヘリ操縦者だったりする)。これで下半身部分は完成し、"ビクトリーウォーカー" という合体過渡期のマシンとしても運用できるようになる。瓦礫の山をその脚部で乗り越えて放水消火活動を行えるのである。次に1号車(レッドラダー / 梯子車型マシン、ラダーアームを展張する)は胸部と腕部を形成するが、この合体方式が腕部となるラダーアームを自ら伸ばしてビクトリーウォーカーの両足を手でつかみ、ぐるりと本体を持ち上げて合体するのである。その様はまるで自力で(パンツを履くがごとく)下半身をつかんで引き寄せて合体する前作の航空機系なんちゃらロボを彷彿とさせる。ともかくバーニアだの反重力?だのは一切使用しない。そして最後に 3号機(前述)が頭部に変形し自力のホバーで合体、ビクトリーロボ完成!と相成る。
唯一の噴射エンジンである 3号機のエンジンナセルは巧妙に背部にレイアウトされ、また 3号機の機首部分が形成するテーパー部はガンダム系の襟元みたいでカッコ良い。あと、1号車のレッドラダーは色といいカタチといい、腕部に変形することも含めて「伝説巨神イデオン」のソルアンバーを彷彿とさせてカッコ良い〜。
さて、肝心の玩具の方でそれがどこまで再現されているかというとウームだが、全体的にカッチリしたつくりでガタもなく確実に変形、可動する。といってもまあ人型要塞になるという程度の可動で脚部の可動はほぼ無いに等しい。各マシンのディティールには相応に目をみはるものがあるけれど。ところでオトナな僕は箱から出していきなりベタベタ触ったりはしない。まず、シールを貼るのである。コレ、結構重要。各操縦席の横窓や保安部品などかなり重要なディティールもこのシールによって再現されている。ベタベタと指紋をつけて遊ぶのはシールを貼り終えてからである。これがまあ結構手間暇かかるのだけど。




1999年 10月 15日(金) メダロット #16 花ことばはロボトル

音楽教師の真澄先生に秘めたる恋心を抱く花屋の陸雲さん、そこへ割り込む体育教師のオトコヤマ。
真澄先生のストーカー退治を陸雲さんにけしかけるイッキ。果たしてストーカーの正体は…まさか、陸雲さん? …アリカに問い詰められ陸雲さんのメダロット、シーズは汗ダラダラ、というところで CM。
CM 明け、いきなり怪しいロボロボ団幹部シオカラ、コイツがストーカーかと思いきや、アリカは状況証拠から名指しで陸雲さんを犯人と断定する。と、突然そこへシーズが真澄先生を拉致監禁、オトコヤマは全員に踏まれロボロボ団は食虫植物に捕らわれる。ワルになりきったシーズは陸雲さんにまで見限られる…しかし…実はシーズは陸雲さんの愛の花を咲かせる為に仲をとりもとうとしていたのだった。…が、陸雲さんの愛の告白は露と消える。スノードロップ、花言葉は、希望。

どっちかというと地味な話。でもまあそつなくまとまっているし展開もテンポよくて及第点というところ。メダロットのメダルは人間と遜色のない "心" を持ち合わせている。と、この世界のテクノロジーに驚嘆したりもする。現在の科学では不可解な "自意識" を持つモノと想定するならばそれは "人間" と同等に扱われるべきだとオレは思う。そして「メダロット」ではその感傷に抵触しないように優しく世界が描かれている。




1999年 10月 14日(木) 今、そこにいる僕 #1 黄昏を見つめる少女

言うまでもなく今期期待の最大手。本格的すぎて目眩がする。始まったばかりで惹き込まれるような展開の速さ、作画の正道過ぎる凝り具合&最良のライブアクション。だからって毎回見ると決めたわけではないのだった。まだビビビッとくるものが無いわけよ。ナンギな奴だね。




1999年 10月 13日(水) TEAM

TEAM という実写の TVドラマが始まった。草薙剛が主演ということでまあ一般趣味なのかもしれないけど脚本が君塚良一@躍る大捜査線というわけでアニオタにも訴えかけるものがある。教師に暴行した少年の胸ポケットからはみ出した携帯ストラップ(初号機)を見て 「あ、エヴァ…」 とさらりと草薙剛がつぶやいたのにまずヒヤリさせられた。無論視聴者にはエヴァとは何なのか一切説明ナシ。常識の範囲内。

その後の暴行少年と文部省から警視庁に出向という設定の草薙剛との事情聴取、
草薙「最終回のアレはないよねー」
少年「でも作り直したじゃん」

草薙「ホラ、オレのはG3、特撮がすげーんだぜ」
草薙剛の携帯ストラップはG3(ジースリー=ガメラ3) もちろんそれが何かっていう説明はナシ。

まあ知らない人が聞いても「ふーん若者の文化か」とは理解されるとは思うけど、少年が「エヴァにハマった」ことがどういう意味を持つのか知っておかないと理解できないお話ではある。いや、というか自室のビデオソフトからガメラオタクと推察される草薙剛=エヴァにはあまり詳しくはない=文部省から来た机上の少年擁護派青年が「エヴァにハマった少年とはどういった存在かという半端なステロタイプで解釈して自己満足していること」がわからないと、脱走し再度暴行を繰り返した少年と茫然自失とする草薙剛とのギャップが把握できず、最後のオチが判然としないと思う。まあ、その「判然としないこと」を見せるのが第 1回目放映の目的だと思えるのでそれでいいのかもしれないが。



まほTai!の後番組、「THE ビッグオー」雰囲気づくりはバッチシでなかなかいい感じ。アンドロイドのドロシーも囮にされてチリチリ萌え。構成小中千昭氏ということで今後どんな展開があるのか楽しみ〜。




1999年 10月 10日(日)

さていきなり今日のお買い物:
アニメ誌 Newtype , AX , 電撃Animation magazine 各 11月号
漫画誌 月刊エースネクスト 11月号(すべては安倍吉俊氏の「NIEA_7」の為に)
18禁PCゲーム 「Fu・shi・da・ra」(ミンク)、「罪と罰」(SAGA PLANETS)

「Fu・shi・da・ra」の方は "ジョグシステム" と "いぢりシステム" に惹かれて。「罪と罰」は "爆淫ボイス" と "恥辱裁判" と "女の子別攻略モード" が決め手だったな。最近クスリで性的ポテンシャルはほぼゼロなのだがそれもまた良し。




1999年 10月 8日(金) 「メダロット」 #15 キン・タロー注意報

実はコレ、先週の見直して感想書く直前にオンエアやってたのでぼーっと見てたんだけどネタが割れててダラダラしてて面白くなかった。イッキのママの呑気ぶりには萌えるものを感じるけどいちいち見直して書くほどのことではないのでパス1。




1999年 10月 7日(木)

「課長王子」 最終回をうたた寝して録り逃す。ウーム、困った、買うほどのソフトでもないしでもやっぱ見たかったよなーと言いつつオンタイムでは 2、3回しか見たことない。∀の録り逃しは「ま、そのうち買えばいっか」程度に済まされるのだが…。あんまし気にしないことにしよう(という風にアニメチェック体制は崩れていくのだった)。




1999年 10月 06日(水) 「魔法使いTai!」 #13 沙絵の魔法、沙絵の気持ち、いつまでもずっと

まほTai!も遂に最終回を迎える。結論から言おう。全13話すべての事象が見事なまでに収束され、あまりに美しくまとまった結晶だった。僕はしょっぱなからその素晴らしさに涙が止まらなかった。 ほんとうのことだ。 それ以上この作品について語ることがあるだろうか。ともすれば思わせぶりにも捉えられた各話の断片が隅々にまで渡ってひとつの意味を与えられていくことが感じられる。この有機的に絡み合いつつ破綻の無いエレガントな作品構造はさすが小中千昭といったところか、それとも魔法クラブの面々というキャラクターにかけられた魔法の奇跡かもしれない。僕はまた無限リピートの罠にかかり、だからこそ僕はアニメ視聴を止められないのだと切に思う。



さて、裏番組の話になるが先週と今週の時間帯移動(通常の 7:00 開始 から 6:30 開始に変更)によってその同じ時間のテレ東系アニメをチェックするかが問われることとなった。結論から言えば、先週の「ビーストウォーズネオ」の最終回は既に作品を見限っていた為に黙殺した。そして今週から待望の「ビーストウォーズ メタルズ」 第 1話はファーストデッキで週毎の "月 〜 金ルーティンテープ" に収録し今後も録画し続けることにして、バッティングしたまほTai! 最終話はセカンドデッキの標準モードで臨時的に録画することにした。
実はこの 2台のデッキはトラッキングの具合で 3倍モードの互換性が無い。本来オートトラッキングが効く筈だが手動トラッキング調整でも範囲外になる。実際、セカンドデッキの 3倍モードの画質は見劣りするので普段は NHK 専用録画デッキとして使われている。現在のところ BS2 の「カードキャプターさくら」、「装甲救助部隊レストル」、教育の「コレクターユイ」が該当するが改めて見るかどうかは未定なラインナップである。

アニメ視聴に際して、その作品の要度はエアチェック態勢を決める。従来は必須作品は専用テープに標準モードで録画していたが、結局のところ全話ソフト(DVD or LD)を購入してしまうので非常に無駄が多く、ソフトを購入するかしないか微妙な線上にある作品等はエアチェック方法に頭を痛めることになる。そこで最近は 1週間毎に 120分テープを 3倍モードで 2本まで(すなわち週に全 24 作品)と決めて全作品を平等に時系列順にエアチェックしている(例外として専用テープで録ってる作品もあるが)。これならまとめて見たい作品はソフト購入を余儀なくされ、一過性の作品は流れ去って見返されることもないが一応のチェックはできる。しかしここで困った問題が起きる。オンタイムでチェックしたい作品もあるからである。とてもこの量のテープ全てにリアルタイムで目を通せる気力も無く、ストックはどんどん溜まっていくからだ。この前期からで言えば「To Heart」、そして「南海奇皇(ネオランガ)」第 2シーズン、「魔法使いTai!」、「メダロット」だけはその週のうちに見ている。なぜか浅薄で著名な駄作の「星方天使エンジェルリンクス」も某白鷺館で管理人兼アニメ評論ライターのベタ誉めに食ってかかる為にオンタイム視聴したりした(笑)。でも他にもオンタイムで見たかった作品はある。例えば「∀ガンダム」であったり「デュアル!ぱられルンルン物語」だったりする。これらはほぼ全話録画している筈だがちょこちょこ見逃している回があって、いちいちテープを掘り起こすのも難儀である状態に陥っている。んでもってたぶん番組終了後に迷わずソフトは購入してたりするのである。ちょっと前で言えば「カウボーイ ビバップ」であったり「ガサラキ」であったり、最近だと「デュアル!」だったりする。これらの作品は実は DVD 版が初視聴となっていて、ともすればデンジャーでチャレンジャーな状態である。そもそも今時テープなんつうシリアルメディアに拘束されているのが苦痛なのだが、対費用効果として SVHS の 3倍モードに敵うランダムアクセスメディアもなく…今は過渡期と諦めるしかない。そういえばカトキハジメの " GUNDAM FIX TRANSITION+ " 、トランジッションって過渡期って意味だよね。巧みなネーミングだな。



さて今日のお買い物
書籍「グッドラック 戦闘妖精・雪風 / 神林長平」 (早川書房)
書籍「ダンベル エクササイズ / 木村リミ」 (大泉書店)
CD 「南海奇異(ねおらんぐあ)」 (ポニーキャニオン)

「グッドラック 戦闘妖精・雪風」、りなもさんち の掲示板の書き込みで予告した通り、「戦闘妖精・雪風 / 神林長平」の続編とされる本が既に出ている事を知り、遅きに失しつつあることを自覚しつつも早速買いに走る(やはりというか第5版だった)。表紙のシルフィードの類(?)と思われる戦闘機のビジュアルが異様にカッコ良い。漆黒の機体色に、3翼式らしき前方の全動式カナード、上面に開口しステルスを意識したと思われるエアインテーク(?)、上面中央の給油口マーキング、エアインテークと同じく上面に開口した二次元ノズル(YF-23 と同様の配慮か?)、極めつけは大迎え角時でも作用するように下向きにも大きく展張した垂直安定板(降着時には水平に折りたたまれる)だろう。このあたりは前作の初代シルフィードにも通じるデザイン。内容は…もう少し楽しみにとっておこう…たぶん読みはじめたら止まらないと思うけど。

「ダンベル エクササイズ」、医者に言わせれば抗鬱剤の副作用か、炒飯や焼きソバにサラダオイルどばどばかけて食ってたせいか、テレホタイムいっぱいまでアイスやケーキを肴に飲んだくれチャットをしていたせいか、少々太ってきました。最悪の生活習慣からして当然の帰結ともいえる結果ですが自分は太ったりしないものだというのはこの二十数年間の経験則であったのです。春先に買った 78cm のスラックスのボタンがとまらない程下腹部が出っ張ってきた事にショックを受けていたところに、ダンベルエクササイズによる速水一線さんの勇姿に触発され、2kg のダンベル 2本とこの教本を買って毎日のエクササイズに励むことに決定しました。最近買った 83cm のジーンズはなんともなく履けるんですが、その上に下っ腹が突き出ているのです。飢餓に苦しみ腹がぽこんと出たアフリカの子供のように。そういうわけで下っ腹エクササイズ生活を始めることにしました。ちなみに現在の体重は 67kg (身長174cm) です。通院前の春先頃と比べると既に体重は約10kg以上増加しているのですが、全体的に体重を落とそうというわけでなく下っ腹及び脇腹の脂肪を落とすのが目的ですね。
[イヴュマー 画像16KB] トレーニング三日目くらいの貧弱な姿。カッコつけて若干腹筋を締めてますが腹の上に段々シワの痕が刻印されていますね(笑)。腹式呼吸でお腹いっぱいに膨らませると妊婦と見紛うかのごとき下っ腹です、実は。腹筋/背筋系と胸筋系と猫背矯正をメインにメニュー組んでやっていきます。
sinnさんちゲルゲ怪人秘密基地 で僕が下っ腹ゲルゲを名乗っているのも上述の事情からです。ちなみにポストはゲルゲ怪人フィットネス担当部長を希望しているのですがその職務を全うすれば自身が引っ込んで消える運命にあることは秘密です(笑)。

「南海奇異(ねおらんぐあ)」は「南海奇皇(ネオランガ)」のドラマCDです。まだ怖くて聴いてません。あの感慨が薄れないうちに聴いた方がダメージでかそうで楽しみですが。


追伸 : 秋の新番「無限のリヴァイアス」、当然エアチェック対象で途中からぼーっと眺めてたんだけど、感覚的にとても好きな部類に入る。「ブギーポップ」の繊細で心に響く言語感覚、「おいら宇宙の探鉱夫」のシビアでリアルな職業的空間作業の細やかさ。ちょっと誉め過ぎかな。でも買うと思うよ、このソフト。




1999年 10月 05日(火) 秋の新番…ですね。

期待はやはり「地球防衛企業ダイ・ガード」…この手のアニメに対してのオレのスタンス、好みのポイントを突いてくれればそれでいい、美味しいパーツのオマージュでアニメ消費者の財布の紐を緩めにかかってるんだろうとか余計な詮索や勘繰りなど鑑賞にとって百害あって一利無し、かな。たぶん、買うと思う(毎週見るとは言わないところがミソ)。あとアニコンプII の新作「鋼鉄天使くるみ」、「臣士魔法劇場 リスキー☆セフティ」もそれなりに雰囲気が心地よくて毎週見るかも(買うとは言わないところが味噌胡瓜?)。




1999年 10月 04日(月)

今日は週に一度の通院日。世はなべてことはなし。到着が遅く診療待ちの間に買い物に出かける。

さて、今日のお買い物
アニメイトグッズ ブギーポップ 3Dカード、ペンダント、ストラップ (ムービック)
文庫本 「COOLDOWN / 伊達将範」 (メディアワークス)
コミック 「ああっ女神さまっ / 藤島康介」19巻、「ヒカルの碁 / 小畑健」1〜3巻

ブギーポップ 3Dカードは "歪曲王" のイラストを多段層式に貼って組み立てるもの。
作るのに結構手間がかかった。しかもどういう意味で 3D なのかよくわからない。
ブギーポップ ペンダント、ストラップはそれぞれブギーポップの帽子の飾りをデザインしたもの。
ペンダントする習慣ないし携帯も持ってないので使途が無い…まあグッズとはそうしたモノだ。

「COOLDOWN」は単に緒方剛志氏のイラストに惹かれて…じゃなくて…やっぱりその通りです(^^;
まだ全然読んでません。「ハッピーサルベージ」も読むの止まってるし、いつになるやら。

「女神さま」はなんとなく習慣で買ってる。「ヒカルの碁」はちょっと話題になってたのでつい(^^; しかしどこまで既刊を買ってたかわからなくなって買うのをやめてしまった漫画は多い。 「エルフを狩るモノたち」、「月下の棋士」、「いいひと。」、「MONSTER」、「ベルセルク」、「じゃじゃ馬グルーミング」、「カイジ」等々。 つづきが気になってはいるのだがなんとなく読んで無くても支障はなく、故に僕は漫画の人としては失格かも知れない。アニメソフトのゲットに関しては異様な執着があるのだけれど、著名で人気のある漫画本はいつでも手に入るという安心感があるのだと思う(もちろん作品によってはここで買わねば次はないという場合もあるが)。アニメも漫画のように気楽に入手できればいいのに。DVD 化によってプレスが容易になりバックオーダーが取り易くなったのか(憶測)、LD と比べて品薄感が少なくなってはきているが、まだまだ「買い損ねたら終わり」の感は否めない。




1999年 10月 01日(金) 「メダロット」 #14 忍びが通る

イッキが福引きで引き当てたシノビックパーク フリーパス ペアチケット。 カリンちゃんを誘うつもりだったイッキはアリカにチケットを奪われる。 ここのアリカの暴走ぶりは萌え萌え炸裂だ。去り際まで美しくかつトリッキー。

いきなり "シノビックパーク メガトンステージ 爆裂★忍者ショウ" 第 1 回公演
「司会のお姉さんまで捕まっちゃったわ〜。不気味な妖怪に襲われて、絶体絶命の大ピンチよ〜」
観客のお子様達の大声援に応えて登場、"ニンジャーズ"、メダロット "ニンニンジャ" & "ゲットレディ"。

その頃イッキとアリカは大遅刻、原因はアリカのようだが女の子だからいいのだ萌え。そして次回公演までの時間潰しに各所を巡る。アリカとブラスの写真撮影ショットで熱く燃えてぶつかるイッキとアリカ。見てる方は萌えるぜアリカ。その眉間のシワと吊り上った白目とひん曲がった口が萌えるんだよアリカ。

滝に打たれて修行するロクショウ、不穏な気配を察して何処かへと飛び去る。

そして "シノビックパーク メガトンステージ 爆裂★忍者ショウ" 第 2 回公演
「司会のお姉さんまで捕まっちゃったわ〜。不気味な妖怪に襲われて、絶体絶命の大ピンチよ〜」
(↑棒読みセリフの繰り返しギャグが光る)
アトラクションのストーリーにハマってロールプレイするアリカ、イッキを蔑む表情もグッドだぜ。
しかしお子様達のニンジャーズコールに応えて現れたのは偽ニンジャーズ。狂気のメダロット達による容赦ない大殺戮、その影には(やっぱり)ロボロボ団の姿が。ここでCM。

捕らわれたイッキとアリカ、助けに走るメタビーとブラス、祝杯を挙げるロボロボ団。メタビーとブラスの破壊活動(てゆうかボタンを押しただけ(笑))によってイッキとアリカは脱出に成功する。

あの大量のロボロボ団は "ザコ要員" と判明。いったい何人いるんだロボロボ団。

イッキとアリカは忍者暗殺星人軍団の待つ暗闇へ。アリカのフラッシュ攻撃に撃沈。メタビーとブラスは偽ニンジャーズの追撃を受ける。そして 2人と 2機は外へ脱出。

ここでお約束のロボトルファイト!…と思いきやシャチホコに扮したミスターうるちは足を滑らせ城下の闇へと落ちてゆく。彼が審判を務めなければ公式ファイトとならないのだ。そして対決の様相はルール無用のデスマッチへ。

アリカ 「あれは!忍法木の葉隠れ!」 / 「まさか!忍法分身の術!」
イッキ 「よく知ってんなぁ…」

偽ニンジャーズの手裏剣と爆雷攻撃が襲う。爆風に舞うブラス。アリカの絶叫、イッキの叱咤。ロボロボ団に拘束されつつルール無用の言葉にブチ切れるメタビー。

そこへタイミングを見計らったかのようにカッコ良く現れるロクショウ。
「な、なんだお前は!どうやってそこへ登ったロボか〜」 / 「サケカース様、そういう問題じゃないロボ」

梅崎 「神楽総合警備社員 梅崎真紀! 人呼んで ―― 紅の流れ星 !!!」
姫萩 「あそこまで登った努力に八十点」
「ジオブリーダーズ / 伊藤明弘」 第2巻 24ページより


ロクショウの説教。チームワーク … 「お前らじゃないよ! > ロボロボ団」

そこへ突如ミスターうるち、先刻の落下にめげず再登場、公式ロボトルファイトが開始される。ロクショウの説教が効いたかイッキとアリカ、メタビーとブラスの呼吸のあった連携攻撃。
「お姉様、アレをやるわ」 / 「ええ、よくってよ」
しかし変わり身の術によって食らった目潰しに膝をつくメタビー。

アリカ 「ああっ!あれは必殺 イカズチ落とし!」
イッキ 「うえ!必殺ぅ?」

ブラスを目として照準をつけるメタビー、刃を向けて落下してくるニンジャーズとの激突はここに決す。

というわけでメデタシメデタシ。ロボロボ団はロケットで脱出&花火点火&パラグライダーで遁走と細かい芸を見せる。ニンジャーズ戦の写真が撮れなかったことに激怒するアリカ、その理不尽な言いがかりにイッキとアリカは再激突。ニンジャーズのパーツは持ち主に戻り収穫パーツはナシ。

今回はテンポもよく、繰り返しのギャグ等の細かい芸が隅々まで行き届いて見ていて飽きない。アリカの激怒大噴火ぶりも十二分に堪能できて萌え的にも満腹でした。





□ ノースペシメン
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・―□ 日記系
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    ・―□ 99年10月