□ ノースペシメン
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・―□ 日記系
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    ・―□ 99年11月


1999年 11月 26日(金)

今日は 2週間ぶりの通院日。先週は横山浩さんちに遊びに行ってて、夜にクスリだけもらったので診療はなかった。今回の診療では先週、先先週のリアルワールドでの対人関係の修復によって気分の落ち込みが浮揚しつつあることを話した。医師曰く、もっとゆっくり焦らずに、ということで、僕もまあ受け身というかあまり積極的な交遊ではないわけで、そのへんは緩慢に元に戻していこうと思った。

現在僕の通っている病院は住んでるところと神戸の中心市街の三宮との中間くらいにある(家からの方が距離は遠いけど)。診療待ちの時間は日によって異様に変動があるのでおおよその待ち時間を聞いて、その間に三宮まで 20分ほど歩いて出かける。ちなみに戻ってくると決まって「おかえりなさい」と言われる。嬉しいような、オレは外来で入院患者じゃないんだけどな、とか複雑な心境で「ども(=^ ^=)」と応えてしまう。

さて今朝は早めに家を出て診療開始時間 9時の 10分後くらいに着いたのだが受付けには既に診察券の行列ができていた。話によると 8時半から来ている人もいるようでそれも大変だなと思った。待合室は人がいっぱいで気分が悪くなり、1時間半ほどかかると聞いて僕は三宮に出かけた。三宮に着いてオレは自分の誤算を悟った。店がほとんど開いてないのである。シャッターの閉ざされたアニメイト三宮にちょうど鍵をあけて入っていく人に開店時間を尋ねると 11時ということでやや目眩がした。階下の漫画店でもそれは同様でしばし茫然とした。そこでジョーシン電機のディスクピアならたしか 10時開店だった筈と思い、やや遠いジョーシンに向かった。途中で喫茶店があり横山さんちでのコーヒーを思い浮かべ、もし 11時開店だったらそこで休憩しようかなあと画策しつつ着いてみるとちょうど開店していた。

適当にアニメ新作 DVD を買い、今月の目玉(かなぁ?)の「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」を見てふと dts 版しかないのに気づいた。そのディスクでは(パイオニア LDC の製品のように)ドルビーデジタル 5.1ch 音声を同時収録されているわけではなく(それこそが複数音声を入れられる DVD の魅力なのに)ドルデジ音声はドルビーサラウンドのみで、本当に dts オンリー仕様らしかった(ちなみに今回買った「SOL BIANCA」はドルデジ / dts ともに 5.1ch で収録されている)。今回は前情報を仕入れずに来たので店員に訊ねると ドルビーデジタル 5.1ch 版もあるけれど、そちらは品切れ中だということだった。やはりそのソフトの需要から dts 対応機器の普及率は低く、まだまだドルビーデジタル 5.1ch でイケるかな、とか思いつつ、一応通常版の取り寄せ依頼をしておいた(アニメイトと違ってディスクピアの予約取り寄せは破棄されるのが常(^^;である )。

この件で少し dts が気になったので オーディオ売場に行って話を聞いてみると、僕が当初想定していた外付けの dts は現在主流ではなくどのメーカーからもほとんど商品が出ていない上に 4〜5万と高価であること、現状のドルデジと共用する接続に難があること(うちの DVD もアンプの 6ch外部入力も一応 dts 対応だが DVD からもうひとつ dts 専用結線が必要になる)、最近 dts デコードチップが 5千円ほどで作れるようになり実質 2万ほど上乗せで(従来の先駆者である YAMAHA 以外に) DENON 等でも dts 対応アンプが多く出回っている傾向にあること等がわかった。現在僕が所有している DENON のドルデジアンプを買ったときの趨勢とかなり話が違うとは思ったが意外とオーディオの世界でも進歩は速いのだなと実感した。そういうわけでアンプ買い換え時期まで(数年後…) dts は諦めてドルデジ 5.1ch 環境で楽しめるものを、ということになった。まあ dts と言っても圧縮率が低いというだけでドルデジ音声の質が劣るかどうかについては異論もある。そもそも僕の耳がそこまで音質の違いを聴き分けられるか(現状のドルデジより音質が良いものがわかるのか)というと疑問なので dts は "取れない葡萄は酸っぱい葡萄" ということにしておく。

やがて アニメイトに戻ると 11時直前になっていた。入口は赤いテープで keep out されていた。ホントにテープに keep out って書いてあったらアニメイトっぽいのにとか思いつつやがて開店となった。僕は早速「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」のことを聞いてみるとジョーシンとは逆に dts 版(特別限定版)は売り切れで ドルデジ 5.1ch 版(通常版)は店頭に残っていた。若年層も多いアニメファンに果たして dts 再生環境があるかというと極めて疑問だが、"特別限定版" ということで騙されて何も考えずに限定版に飛びついたのだと思う。まあ、ドルデジ 5.1ch 環境ですらまともに普及していないのではないかと訝しがるフシもあるが。



さて今日のお買い物:
■ DVD
「アンドロイドアナ MAICO 2010」 6巻 (ポニーキャニオン)、「To Heart」 6巻 (ケイエスエス)、
「デュアル! ぱられルンルン物語」 6巻、「SOL BIANCA」 2巻、
「菜々子解体新書」 3巻 (以上パイオニアLDC)、
「ターンAガンダム」 1巻、「星界の紋章」 6巻、「十兵衛ちゃん ラブリー眼帯の秘密」 5巻、
「天使になるもんっ!」 4巻、「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」 (以上バンダイビジュアル)
■ アニメムック
「M. S. ERA 0099 機動戦士ガンダム戦場写真集」 (メディアワークス)
■ 一般コミック
「To Heart コミックアンソロジー vol.2」、「サンライズ ロボットコミックス vol.02」 (以上スタジオ DNA)

そういえばアニメソフトも完全に DVD 移行完了って感じだな。LD で唯一買っているのは「バブルガムクライシス 2040」だが、延々発売延期になっている 8巻はいったいいつになったら出るんだ?
ああ"〜!!「南海奇皇(ネオランガ)」の 8巻(セカンドシーズン 2巻目)買うの忘れてた。 11月 17日発売って中途半端だよな、とか文句いう前に店頭で MAICO 見た瞬間に気づけよな!>自分。しゃーない、もっかい出かけるか。
MAICO は遂に最終巻、時期的に南海奇皇ファーストシーズンと同じく LD / DVD 重複購入となったが、内容とオマケモードに免じて良しとする。今度の全巻購入特典は何だろ、どこにも書いてねえや。…と思ったら詳細はディスク内でお知らせ!ということらしい。
「To Heart」、遂にあと 1巻でリリース完了… (^^;;; …ココはいったい何のページでしたっけ(自問自答)。
「菜々子解体新書」はヤバイ、相当にヤバイ、何がヤバイってまだまともに見てねえじゃん。でも今回の 3巻は BOX 付きだったから思わず…ううむ。山下敏成の作画はまさに日本アニメの真髄(笑)という気がするのだが。「バーンナップW」もまさに娯楽 C 級アニメ炸裂って感じで好きだったし。
∀Gは公式には「ターンAガンダム」と書くのですね…まあこっちの方がなんとなく文字の密度感がいいです。今時珍しく 30分モノの 4話収録で若干お買い得感はあります。バブガムとか高いよホント。高いといえば「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」、たかだか 90分アニメ映画に \11,000 っていったいなんだよ!レジで一瞬凍りついちゃったよ。だったらガメラ 3 買っとくんだったよ…ってガメラの方は DVD 待ちという考えもあるが (^^;
「十兵衛ちゃん」も遂に、というかあっけなく最終巻。3話収録だったからな。名作との形容には恥じない本作だが神木一夜さんのおっしゃるように後々の印象は薄れていくのかもしれない。
「天使になるもんっ!」は結局買った。修正版という意味もあるが作画の乱調も修正されていればよいのだが…ってオレまだそんな段階まで見てねえだろ。早くオンエア版のエアチェックテープも消化していかなきゃ。

遂に再版された名著「M. S. ERA」だが、前のバージョンと見比べたりするのも面白い。一概にアニメ絵のデジタルエフェクトというとノイズ系処理を思い浮かべてしまうが色々と細かい点でしっとりと修正されていていい感じ。以前の「M. S. ERA」を知らなかった若年層のガンダムファンにも是非見て欲しい。

「To Heart コミックアンソロジー vol.2」…いっぱいあるなあこういうの。しかもクオリティも高いの。いいよね需要と供給って。そういえばこないだ買った 4コマKings もまだ未読。未読の嵐。
「サンライズ ロボットコミックス vol.02」…イデオン、バイファム、ボトムズ…熱い、熱すぎるぜ、ていうか往時の "燃え" に火をつける表紙とかパラパラめくった印象とか。未だに好きな人っているのね、ていうかスパロボ大戦 → 再放送 or レンタルテープといった具合に若年層にも 80年代前半のロボットアニメ熱が感染しているという熟成された状況下に本著の需要が見出されたのかもしれない。



とまあオタク購買日記もいいけど最近アニメの感想書いてない。てゆうかじっくりアニメ見る時間も少ない。

んじゃ今週のメダロット、レアメダル争奪を軸にロボロボ団の勘違い攻撃の連続でパターン化していくのはあまり好みではない。本多知恵子の声は一発でわかった(^^; あと致命的なのがキクヒメが出てないこと。でも CM でやってたスクリューズの CD 出たら買う(笑)

「南海奇皇(ネオランガ)」と「魔法使いTai!」が終わってアニメ感想が湧いてこない。これらのように受け手側に強力なシンパシーやイマジネーションを強要したり、瞬きひとつ許さない情報密度の作品が少ないのかもしれない。「無限のリヴァイアス」や「今、そこにいる僕」等、語るに足る作品は現在も放映されているのだが…そういえば「南海奇皇(ネオランガ)」は最初から感想を書いていたわけではなかったし、そのうちテーマが見えてきて、ふつふつと感想を表明したい衝動に駆られたことを思い出す。




1999年 11月 23日(火)

今日は朝から友人のだいさんと デジキャラフェスティバル in 大阪 に向かった。朝忘れ物で少し出遅れた上に、梅田から、地下鉄谷町線で天満橋駅へ行く東梅田駅までの道がわからず、梅田の地下構内で「東大阪の谷町ってどっちですか」などとトンチンカンなことを何人にも聞いてまわって往生した(^^; 天満橋駅北口 1 に 10時までという約束が守れず 5分遅れとなり、しかも待ち合わせ場所にだいさんの姿が見当たらず、いくらだいさんの携帯にかけても繋がらず、それっぽい人達(笑)が窓から見える長蛇の列に恐れおののきしているのになんとなくついていったら何だかわからない行列の最後尾になんとなく並んでいる自分がいた。そして 20分ほど経ってだいさんが現れた。10時30分まで待っていてくれたのだという。非常に申し訳ない。そういうわけで僕の隣に入らせてもらってひたすら並び続けたわけだが、あいにくだいさんは会社を半休で来ていたのでいくら経っても入口の見えてこない行列に見切りをつけて帰っていった。「 KEY の限定商品は残り僅少となりました」というアナウンスによって目当ての kanon の CD が入手不能と判り戦意喪失したようだった。そもそも開場10時なのだから始発で来るべきだったのだろうが時既に遅し。その後帰ったと思っていただいさんは戻ってきて、先に自販機がみつからなかったジュースを注文通り買ってきてくれた。抗鬱剤を飲んでると異様に口が渇いて仕方がないのでとても助かった。ありがとう。そして僕はここまで来たのだからと、一人で果てしなく長距離のつづら折り、約 30分毎にのろのろ進んではピタっと止まる最悪の行列に居座ることとした。日頃運動不足の僕には足腰の鍛練にもなるし、とか思いつつ自虐的にスクワットやカーフ・レイズをしつつ、風下に立ったと思ったらタバコ吸いはじめたりへたり込んだりと実に大変な思いをしつつそれなりの快感を得てもいた。今までは行列に並ぶ奴の気が知れないと思っていたが意外とそういうモノかもしれない。ふと冬コミ行きたいな、とか思ってしまった。例年のように行ってきてお土産をくれる友人もいるのだがそれにつきあってみるのもいいかもしれないなァ…と。随分と自虐的な行動ではあるけれど。でも多分行けないんだろうな…。

結局 10時10分頃から並びはじめて遂に 13時40分頃、実に 3時間半の行列の後に入場を果たした。どうも一定人数毎に入場制限をしていたらしい。これがその パンフレット兼 入場証 である。こういったイベントには初めての参加だったので不安だらけだったがその多くは出展メーカーの既製品の安売り大会に過ぎなかった。ちなみにだいさんが超目玉として欲しがっていた kanon の CD の売り切れ表示でも見ておくか、と訪れた KEY のブースは既に撤収していた(笑)。やっぱ世界を制したのは kanon だったか。ステージ裏に並んでるガシャポンもほとんど kanon だったし。実はオレはまだ序盤の方でタラタラとプレイしていて非常に危機感を感じているのだが … オレってもう現役エロゲーマーを名乗るには遅れた存在であることを思い知らされる。

とかなんとか言いつつ一時の気の迷いか色々買ってしまった。まだ買ってなくて安売りしてたから、とかなんとなくブースの行列に並んでしまったから、とか、結構な散財ではあった。


というわけで今日のお買い物&オマケ物 :

[ ALICE SOFT ] 18禁 PCゲーム「ダークロウズ」 + オマケの同クッション
[ ALICE SOFT ] 「ダークロウズ」 ポスター
[ ALICE SOFT ] 会場限定クリアファイル(眼鏡っ娘を大切に… / 他 1点)
[ ALICE SOFT ] オマケ HUNNY SHAPED ERASER
[ LIBIDO ] 「放課後恋愛クラブ」 マウスパッド
[ バンポケット ] バンダイ製アクションフィギュア MS-06 DOM (*) 定価 \1000 の 2割引き \800
[ F&C with シャルラク ] 「トゥインクルレビュー」 クッション
[ F&C with シャルラク ] 「トゥインクルレビュー」&「ロマンスは剣の輝き II」 紙バッグ
[ F&C with シャルラク ] オマケ 「PALETTE」 販売告知ポスター
[ コスパショップ大阪心斎橋店 ] ホシノルリ ビッグバスタオル (*) \4800 が \3300
[ コスパショップ大阪心斎橋店 ] ホシノルリ劇場版 T シャツ
[ コスパショップ大阪心斎橋店 ] 「トゥルーラブストーリー 2」 T シャツ
[ カードショップ らしんばん ] コミックマーケット55限定 「PIL & AIL COUPLING POSTCARD BOOK」
[ RAM ] オマケ "KOI-GOKORO" 発売予告ポスター *2
[ 日本一ソフトウェア ] オマケ リトルプリンセス カレンダー・ポストカード *2
[ メサイ屋 ] うみにんバンダナ(スカイ)

[ 画像 お買い物一覧写真 : 36.9KB ]

アリスソフトでは行列の最中、商品名の数量と合計価格を書かされる。なんかそういうことされると思わず印をつけたくなる(^^; 「ダークロウズ」は前情報無しでオマケのクッションにつられて買ってしまったがよく見ると低難易度の調教ゲーでグラフィックも美麗。まだ開封さえしてないけれど、なかなかよさげなソフトでまた優先モードが変わりそう(^^) [ 画像 表 : 13.5KB ] [ 画像 裏 : 44.8KB ]

リビドーでは「放課後 X mas パック」がクリアファイルやポスター付き \3000 で売っていて、実は口惜しくも既にもう持ってたりするのだが、オマケの方には気が惹かれる … とりあえず喫煙室で休憩し、やっぱ買いにいこう、と思ってたら速攻で売り切れだった。まああの値段じゃ買いだよなあ。ポストカードにも多少惹かれるものがあったが、結局マウスパッドのみ。オレ的にはリビドー目当てで来てたのにちょっと残念。リビドーの新作の販促関係で出演声優のトークショー&ミニライブがあったのだがちょっと退屈で疲れてしまった(^^;

バンダイのドム人形なんかは近場のアニメイトでも売ってるだろうが安かったので。

フェアリーソフト関係は異様な行列で思わず並んでしまった。しかし最新作はほとんど知らず、唯一クリアした「PALETTE 」関係グッズやポスターなんかは無いかなあと思いつつ、何も買わないという手もあったが見知らぬゲーム(「トゥインクルレビュー」)のクッションやら紙袋やらを買ってしまった。これはちょっと後悔。あと、等身大ポスターの類は展示品のみで販売はしていないということも知った。さらにガックリ。

コスパではタイムセールでビッグバスタオルが安くなっていたのでルリルリを購入。以前アニメイトで眺めて買い損なっていたのでちょっと嬉しいカモ。ルリルリ T シャツはちょっと高かったな。でも多分下にコッソリ着ちゃったりするんだろうな(笑) TLS2 の T シャツは比較的安かったので横山浩氏へのお土産にでも…まあ欲しがらなかったらオレが着ちゃうけどな。

「PIL & AIL COUPLING POSTCARD BOOK」は 「SEEK 2」 と 「MAID iN HEAVEN」 目当てだから AIL の部分は要らなかったかな…「陵辱 好きですか?」は割と楽しめたけど「脅迫」系はイマイチだったんだよなー。


まあそういうワケで総括として色々対労力効果は限りなく低かったような気はするが、それなりに楽しく初めての雰囲気を楽しめたということだろう。仕事の都合でだいさんが離脱されて一緒に見て廻ることができなかったのは残念だったけれど。またこういうイベントがあったら行ってみようっと。




1999年 11月 22日(月)

とまあ来たる11月30日の "横山浩の部屋" 審議会向けの叩き台としてうちのサーバで仮ページ作成中。まともな日記が書けないでいる。まあ最近友達と直接会うことによって抑鬱状態も逸しつつあり、それはまたそれで楽しい日常描写だとも思う。貰った素材は先日オレが色塗ったマルチを転送して貰っただけで、あとは過去の自分ちの素材を廃品利用して作っている。日記とリンクと掲示板とイラストコーナーのフォーマットまでは作業完了した(と思う)。漫画作品の掲載については素材が無いので何とも進めようが無いが。

しかし本人が完璧主義者の恥ずかしがり屋さんで基本的に消極的なのに、オレはなんで他人の為にここまでやってるんだろうか、などとふと思うことがある。要するに画力の突出した彼をネット上の表舞台に引きずり出す、ということは画力の低いオレが作りたかったものへ仮託しているようにも思えてくる。横山浩さんにとってはありがた迷惑なところもあろうかとは思う。最終的に横山浩さんが首を縦に振らなければこの企画は実現しない。オレ的にはゲーム感覚なのかもしれないなあと思いつつ、せっせと仮ページ修正に勤しむのだった…。




1999年 11月 20日(土)

というわけでだい氏(仮名)とともに先日デッチ上げた "横山浩の部屋" は予定調和で閉鎖と相成ってしまいました。ややショック。必然的に僕も "大ちゃん" だということもバレてしまい、まあ不都合はありませんがちょっぴり恥ずかしいナリ(別に本名公表しても怖いものはないけど)。
しかし11月末以降にまた遊びに行くのでそのときは横山浩氏も納得できるような本格的なページ作りに励みたいと思います…って自分のページにもっと力入れろって?ごもっとも。でも他人のページを作るのも楽しいんですよ。しかし横山浩氏の絵やページに追求するクオリティは相当高いところにあるので実現は未定(^^; 頑張ってみますけど。




1999年 11月 19日(金)

私、イヴュマー(仮名)は昨日から大学のサークルの友人であるだい氏(仮名)の会社の休みにあわせて同じく友人の横山浩氏宅(一人暮らしのアパート)を訪れた。三宮以東に出かけることを怖れていた自分の気分を変えてくれたは理由は、多分先日ふじ丸氏来訪後に感じたこと、つまりここ 1年間忘れ去っていた "一人は寂しい" という実に当り前な感情、そして一時期失職中だった頃のふじ丸氏の体験談と「みんなでワイワイ騒ぐと気が晴れるよ」という言葉だった。それは今飲んでいる SSRI (セロトニン再取り込み阻害薬)よりも効き目がありそうな誘惑だった。そこで私は勇気を振り絞って吹田市へと出かけていった。実際相応に不安だった。

というわけで何をしたかといえば、横山浩氏宅のケーブルテレビの繋ぎ放題の超高速ネット接続を目当てに、だい氏はイリーガルな DL に終始していた。だい氏はそれを使うのか?などと疑問を感じないではなかったが、私はとりあえず FD で持参した lain の Copland OS Enterprise 壁紙とその起動音声を組み込んだ。横山浩氏は残念ながら lain は第 1話で挫折したらしいが「ネットワーカーなら最低限のたしなみである」等、私と同じく lain ファンのだい氏と共に洗脳を試みた(^^; ネットワーカー初心者の横山浩氏には InterTV のジャンル検索(無論アニメ目当て)を教え、ついでに軍用機の人気投票に協力してもらえるよう頼み込んだ。今まで 1位を死守していた YF-23 "グレイゴースト" がよりによって SAABドラケン に抜かれてどんどん引き離されているのである。一人 1日2票までという条件なので応援して頂きたく思ったのだっだ。

やがてだい氏のイヤ事はついに "横山浩の部屋" という本人未承諾のウェブページ作成に着手した。勝手に横山浩氏の未完成漫画原稿からマルチのコマを取り込み、描きかけだったスカートを消してピンクのタイツ姿にしてトップページにその画像を載せてしまったのである(笑)。作業に没頭するだい氏の背後では危機感に苛まれた横山浩氏が一応の完成画稿としてペン入れまでしているというのに完全無視。その上大学のサークル仲間の内輪サイト(urlは秘密)に横山浩氏の名を騙って「HPできましたー」などと発言を書き込み、ページの url まで公開してしまった(笑)。そのページを見た後輩に罵倒されるわ、たまたま電話してきた 速水一線氏 に顛末を話して大受けされるわと大変な目に遭いつつ、その状況を見守っている横山浩氏は底知れず寛容なのかもしれない。

私はせっかくペン入れまでして完成された美しい画稿を惜しく感じたので、横山浩氏の意向や指示を仰ぎつつ一晩中かけて色塗りをした。現在の "横山浩の部屋" には私の塗った画稿を並置してある。しかし当の横山浩氏はウェブページ作りに無頓着で「そのうち消す」等と嘯いている。まあ確かにページのコンテンツ作りは大変だが横山浩氏宅には膨大な美麗イラスト画稿や漫画原稿が埋もれている。それを公開せずに置いておくのは、少なくともこのような駄文がメインコンテンツ化している私のページより素晴らしいものができるだろうと期待してやまないところであるのだが。

ところで横山浩氏宅ではコーヒーを豆から碾いて煎れてくれる。僕は普段コーヒーを飲まないし、たまに飲むコーヒーといえば砂糖たっぷり牛乳 50% のカフェオレでしか飲めないが、やはり本格的なコーヒーはミルクも砂糖も無くても美味しく、何杯もおかわりをした。そして皆がビールを飲みはじめるのを見ているうちに、思わず僕もシンルチューサワー3缶&カクテルバー チャイナキス 1瓶を飲んでしまった。実は病院で血液検査をした際に「肝機能が低下している」と注意され、断酒していたのだがやはり酒は旨い。しかもダイエット中にもかかわらずツマミのオヤツはバクバク食うわ、その上に衣笠のボリュームたっぷりおまかせ定食を食ってしまうわと非常にマズイ食生活であった(旨かったけど)。

実は金曜日は診療日だったのだが、午前中に受け付けなので診療はパスして 1週間分のクスリだけ貰うことにしていた。しかし完徹後の私は思わず寝てしまい、17時の締め切りに間に合わないことになった。しかし病院に電話で聞くとクスリの引き渡しは 3階の待機室で 19時まで行われていると聞き、急ぎ横山浩氏宅を後にした。だい氏は夜は爆睡した挙句入れ違いに先に帰ってしまっていた。

病院の 2階より上は入院患者の病室で普段は関係者以外立ち入り禁止である。僕もアニメのエアチェックさえ誰かにやってもらえれば、医師に奨められたことだし入院で規則正しい生活もいいかも、とか思っていたのだけれど。入院患者はごくごくまともな人達なのだが多くは気分障害なのか、外見上はどう見ても普通の人達だ。街中で見かける傍若無人な人々の方がビョーキに思えてくる。まあこの世間ではそれほど無神経な振る舞いができてこそ普通人と呼ばれるのだろうが。

で、病院から 1時間ほど歩いて家に帰ってみると「ハンター×ハンター」までは録れていたが「今僕」(∀Gはお休み)「メダロット」「ゴクドーくん」がなぜかバレーボールだった(;;)。プログラムを検証してみたが一見設定に間違いはないようでいて、よく調べてみると「ハンター×ハンター」の終了時刻が 午前 4時 56分となっておりテープエンドまできてテープ排出されていたのだった(;;)。 「今僕」は横山浩氏宅でリアルタイムでじっくり見れたのでいいとして、「メダロット」の録りこぼしは痛い。ソフトが出たとして演出のキレに波があって買うかどうかは迷いがある。AT-X ではやや遅れて放映されているのでリカバーは効くかもしれない…11月 22日(月)13時 / 23時の「メダロット」は #18、11月 25日(木)9時 / 20時の「メダロット」は #19 … ということは 3週間後には拾えるワケか …。

ともかくアニメ日記としては今週の「メダロット」 #21 "潜入!メダロット社" はお休みです mOm




1999年 11月 15日(月)

土日は久しぶりに大学のサークルの友人のふじ丸さんがうちに来た。彼は一度 SE 職を辞して今はゲームプログラマーとして楽しくやっているようだ。僕はリアルワールドの友人に会うのは 1年以上ブランクがあったのだが、色々適当にダベって楽しかった。そのうち友人達との宴会に参加するのも悪くはないと思えてきた。そして前のマシン(旧八)と交換?で貰った PCFX GA ボード(PC を使って PCFXになるボード)のセッティングをしてもらって焼いたソフトの稼動確認まで完了した。中古屋に PCFX のソフトが置いてあるのかは不明だが萌える声優のソフトなら買うかも(^^; んでもってふじ丸さんが持ってきたプレステのリモートコントロールダンディを少しやらせてもらって、あとうちの VFX-2 と エースコンバット 3 をしばらくやってた。エースコンバット3 はエンディング No.1(ゼネラルコース) まで辿り着いたがそれだけでは謎が謎のままなのだった。僕はしばし畳んだ布団に半端な姿勢で寝過ぎだったが。鬱的にも調子良かったので時々は友人宅に遊びに行こう。


エースコンバット 3 といえば僕的にはシミュレーションモードでもゼネラルコース最終面の "ジオペリア" が大好きだったりする。特にハッキング後に要撃を重視せずアクロバティックな飛びかたをしておいて、リプレイを見るとゲイムとジオペリアのかなり美しい飛行が見られるからだ。ただこのエンディングだけではオレは誰なのかとかディジョンはなんでああなのかという大きな謎が残るのだが…。




1999年 11月 12日(金)

さて、今日のお買い物:
CDS 「無限のリヴァイアス 主題歌 / 有坂美香」 (ビクターエンタテインメント)、
CDS 「今、そこにいる僕 ED 子守歌 / 安原麗子」 (ビクターエンタテインメント)、
CDS 「メダロット 挿入歌 1 + 1 = ∞ (MUGEN) / 竹内順子&山崎みちる」 (キングレコード)
カレンダー 「ミレニアム / 士郎正宗」 (青心社)
アニメ誌 Newtype , AX , 電撃Animation magazine 各 12月号
漫画誌 月刊エースネクスト 12月号
一般コミック 「エイリアン9 / 富沢ひとし」 3巻 (秋田書店)、
一般コミック 「勇者王ガオガイガー FINAL the COMIC」 (メディアワークス)
成年コミック 「純愛 ロマンス / 田中ユタカ」 (雄出版)、「ラブマシーン / 森高たかし」 (司書房)
画集(てゆーか成年コミック?) 「YUI SHOP 1 / 唯登詩樹」 (講談社)
書籍 「WoRKs DoLL (小説版) / 紙谷龍生」(ワニブックス)

CDS は毎週チェックしてる番組に限られてくる。リヴァイアスの "dis-" は感動的。"閉じ込めてしまえ 誰にも伝わらないなら それで楽になれるなら / この世界は果て無く閉ざされた闇 このままただ瞳を閉じていよう"。フルコーラス版はCLUB MIX 版しか存在しないのかな。あ、ビッグオーは以前に買った。「メダロット」の挿入歌はイッキバージョンとメタビーバージョンも収録している。先週の放送で使われてたけどちょっと入れ方がざーとらしかったかなという気はする。今週のメダロットはコレ書いてる時点では未見。

士郎正宗のカレンダーといえば 1988年の「アップルシード カレンダーブック」が思い出深い。各ページモノクロ印刷で、「イントロンデポ 1」にも同画稿が縮小収録されているが、何よりこのカレンダーブックの最大のウリは毎月毎月コラム形式で語られる士郎正宗のウンチク講座だろう。最近のカレンダーは美麗なカラーイラストなのは嬉しいが逆に圧倒的なテキストに埋もれることができないのは残念に思う。

エースネクスト、安倍吉俊氏の「NIEA_7」の為にのみ買ってるわけだが表紙のアオリが「いきなり大人気」なのはいったい…やっぱアンケートハガキを送るは義務か?でも隅から隅まで目を通してるわけじゃないし "つまらない作品" を挙げろと言われても困っちゃうんだなこれが。

「ガオガイガー」のコミックは TV 版と新作 OVA をつなぐ物語らしい。絵的にもかなりカッコ良い…読むかどうかは別として。読むのはきっと「エイリアン9」の方だと思う(^^;

成年コミックは田中ユタカ氏の本が並んでいたので即ゲット。なんか似たようなのを前にも買った気はするが気にしないことにする。あと、友人の速水一線さんちで大々的に宣伝されてる森高たかしの初コミックを買う。彼は実は大学の同じサークルで僕の後輩らしいのだがよく憶えてない。レイアウトもダイナミックでキャラも魅力的なのだがいかんせん絵柄的に "使い難い"(^^;。でもプロのエロマンガ家なんて尊敬しちゃうので本は買う。森高先生本人のページはアッパーモリタカまで。

「YUI SHOP 1」って未成年でも買えるのだろうか…成年コミックの印はないしどこにも18禁とは書いていない。思えば実写のヌード写真集なんかは未成年は買っちゃいけないというワケでもあるまいし、その線引きは本屋の判断と "自主規制" しか無いのかも。唯登詩樹って昔好きだったけど最近は…って思ってたらこの本の質感描写を見るに結構使えるかも(^^;

「WoRKs DoLL」は以前ハマっていた TOPCAT の 18禁育成箱庭ゲームで、その小説版。無論ぼうのうと(緒方剛志)氏の絵柄に惹かれてというのは否めないが、ゲーム中の世界観なんかも割と好きだったので。でもどういうエンディングに落とすのかな。あ、本文イラストはぼうのうと氏じゃねえや。ちょっとガッカリ。



「メダロット」 #20 レアメダルを奪え!

さて、関西では今∀Gやってます。「メダロット」はまだです。そういうワケで見終わったらなんか書きますね。

…というわけで今回は新生ロボロボ団が本格的にレアメダル争奪に転回するお話でした。ロボロボ団のサケカース様は食い逃げ等の軽犯罪に終始し世界征服には程遠いリーダーぶりで、遂に "ロボロボ団の首領" が姿を現わします。その最初の指令がレアメダル奪取でした。実際(視聴者側に)レアメダルが装備されていると目されているのはメタビーとロクショウなのですが、ロボロボ団にとってはメダロット博士の傍にいたナースちゃんが標的となってしまいロボロボ団の作戦は失敗に終わりました。ロボロボ団のリーダーの座を奪われたサケカース様は…以下次回。
今回はツボ的な要素は少なかったのですが(キクヒメも出てこなかったし)、それなりにシーン割りも細かくて展開も速く、ともすれば説明的なお話になるところを巧くアクションでカバーしていたように思います。
確かにサケカース様も食い逃げで世界征服するのは茨の道だろ、うむうむ。てゆうかツノが一本のザコ要員を掌握したサラミのクーデターに見えなくもない。あとひたすらバンジー態勢でジャッジを務めたミスターうるちも毎回大変。でもアンタ、先週ペンギン達と一緒に南極観測船に乗って行った筈じゃ…(笑)




1999年 11月 11日(木)

「ハンター×ハンター」って関西テレビでもネットしてたんですね…さっきオンエア見て気がつきました。「ONE PIECE」もやってるし…我ながらチェック甘いなあと思いつつ…たぶん見ないんだろうなあ。

ところで「スーパードールリカちゃん」のシューズ作ってる "コマリヨー" ってお茶目な社名だなあ。んなこと言われても 「困りよ〜」 とかいってな。すまんな、くだらんこと書いて。(反省の色無し)
「スーパードールリカちゃん」といえばミスティー萌え … 半年遅れで見てるけどな (^^;


「今、そこにいる僕」 #5 ひとごろし

冒頭のアバンタイトル、サラの陵辱は常習的な行為のように受け取れます。憂さ晴らしの道具といったところでしょうか。終盤のカットで 3話の醜男もまた兵士であることが確認できました。子供だけでなく女性をも拉致ってくることがヘリウッドの常であるのかもしれません。本作はこの世界の厳しい現実を突きつけてきます。

ナブカとシュウの模擬戦、シュウは前の世界の剣道試合と同じく考えなしの無駄な動きを見せます。結果的にシュウの頭突きがナブカの顔にヒットしますが教官はそこで「実戦的ではない」という理由で制止します。最初の頃のナブカとタブールの模擬戦では「実戦ではテキスト通りの動きではいけない」といった主旨の叱咤を浴びせたのと対照的です。

食堂でシュウは他の少年兵士達に避けられています。ナブカとブゥだけが同じ席につきますが、他の少年達は面倒に巻き込まれるのを忌避しているのでしょう。現在ナブカだけが友人と言えるのかもしれません。
"友達" という関係の重さには互いに齟齬があるようです。友達だから危険を冒しても助ける、それがシュウの当然の行動原理なのですがナブカには通用しません。なぜなら他人を庇って自分の命を失うことになっては元も子もないからです。それは残念ながら僕達の論理でもあります。

ハムド暗殺を企てた二人組、一人はハムドの妄執によってとどめの弾を撃ち込まれ、背後関係を探る前に絶命します。御都合主義的ではありますがハムドって意外と射撃の腕はいいみたい。火事場の馬鹿力でしょうか。自らが生きることへの執念は誰よりも強いことは確かですから。

サブタイトルの "ひとごろし" はナブカの手によって下されました。もう一人の逃げた方の暗殺者を殺すように命じられた為です。シュウは撃たれた胸からどくどくと湧いてくる血を必死で押さえつつ、選択の余地の無いナブカの人殺しを目の当たりにします。

不足する人員を集める為、シュウ達は外の世界へと赴きます…というところで終わりです。

次回予告、自らの為でなくハムドの為に人殺しをするのが良い兵士であり幸福である…ということですか。




1999年 11月 10日(水)

「無限のリヴァイアス」 #8 ぼくのせつな
昂治と祐希の関係…弟の祐希が一方的につっかかっていて愛憎混じりの歪曲した感情が暴力として発露されているのに対して、兄の昂治はその弟の暴力がなんだかわからずに耐えるのみというところでしょうか。回想シーンによると地上の学校に通っていた頃の兄弟喧嘩で昂治が一方的に傷を負わされたらしく、ある日突然弟がキレたといった感じです。能力的には祐希の方がずば抜けているのですが昂治は相変らず兄貴面をしている、(父親のいない)兄だから弟にかまってやっている、といった態度に見えたのかもしれません。

OP のネーヤですが光に呑まれた後のシルエットがリヴァイアス内で発見された人型機械(W-86にあるシステム)に見えなくもない気がする…リヴァイアスの制御はネーヤの呟きに支配されているようですが、例の "ロボット" もネーヤの分身か何かなのかな。

イクミ 「ふーん、いるだけいいさ」…イクミには死に別れた親族がいるのかな…誰にも話さないけど。

今回もまたルクスンの駄目上司ぶりが強調描写されてたなぁ…リヴァイアスの支配権がエアーズ・ブルー側に移るという展開の布石なのかもしれない。チャーリーで内情は一方的に筒抜けだし。

オレもあおいに膝カックンされたいぞ萌え〜。

"高速航宙艇の発展型" … 例のロボットのことかなぁ。その起動作業の為、ツヴァイのグラン・マクダニエルに 2種の訓練生の上位 4名(祐希とイクミを含む)が選ばれます。グラン「いざとなったら逃げる為さ…」
イクミは祐希に兄のことで挑発発言、掴み合いの喧嘩になってしまう…「お前も兄貴と同じか!」。

リヴァイアスに外付けされているリベールが危険にさらされますが残っているのはブリッジを襲った捕虜だけ…ルクスンは「危険をおかしてまで助ける必要はない」と見殺し発言…むー。

天王星圏出身のファイナは宗教上の理由でひとりでお風呂に入っていました。そこへぶつかった昂治はお風呂用具と下着類をぶちまけます…パンツは駄目でもブラならいいのだ σ(^^;)

通常空間から機雷攻撃を受けるリヴァイアス。ネーヤの意志、いやリヴァイアスの誰かの「怖い」という感情を受け止めたネーヤの発動か…重力制御(潮汐力?)フィールド(バリア?)を展開します。

ブリッジに来てツヴァイを手伝うのは 2種の上位4名と、なぜか昂治とファイナ…

チャーリーからリベールに残った人々を見殺しにしたことを知ったチーム・ブルーは行動に移ります…といったところで次回に続く…次回予告によるとエアーズ・ブルーの暴力支配による新たな秩序が始まるようです。


「ビーストウォーズ メタルス」
あのビーストウォーズが帰ってきたぜ!ということで合間の日本製粗悪アニメ( II・ネオ)が終わってようやく正統な本編が開始しました。前シーズンの第26話の終わり方があまりにあまりのクライマックスぶった切りだったのでその直後からの再開は涙チョチョ切れです。声優はほぼ同じで、ブラックウィドーとかナビ子ちゃん等の女性声優だけが永椎あゆ美さんから変更になっているようです。前の人は確かなにかの女優さんだったのでスケジュールが取れなかったのかも。で、新しい方の人は「星方天使エンジェルリンクス」でヒロインをつとめた、えーと、柚木涼香という人です。でもほとんど違和感無しなのでいい感じだシャー。
声優のアドリブ炸裂の本作ですが、やはり絵が完全に出来上がっているところに声をのせることの威力を思い知らされます。しかし原版の英語ではなんて言ってるのかな? DVD 版が出たら英語版音声とその日本語訳字幕をつけてくれると嬉しいなあ…。
あと、この番組は AT-X でもやっているのですが、そちらを見るとテレビ大阪では放映されてない "次回もよろしく" のタイトル画面があるんですよね。声優さんの演技も炸裂でテレビ大阪版をチェックしている身としては少し残念。でも "もうすぐ始まるよー" の部分は「無限のリヴァイアス」直後のテレビ大阪でしか放映されてないのでそっちを優先かな。テレビ東京版なら苦もなく両方見れるんだろうけど…。


「THE ビッグオー」
なんだかしみじみ話。死んだと思われていた元警官が実はなぜか生きていて、なぜかゴーストロボットを操れるようになっていた…さすが凄腕ネゴシエーター、並大抵のツキじゃない。今回はドロシーほとんど活躍無しで残念。"食べるフリ" だけならおつきあいしてくださるそうで…あんまり嬉しくなさそうですが。




1999年 11月 9日(火)

予約録画で忙しく働くビデオデッキ様の暇をみてせっせとエアチェックテープに目を通している。現在 4月中旬くらいまで追いついた…とはいえ半年間(2クール)のタイムラグだ。「南海奇皇(ネオランガ)」等はオンタイムで見ていたし、「デュアル!ぱられルンルン物語」等は DVD 視聴の方が先行しているσ(^^;) のでそれらをパスすることで 2、3日で 1週分くらいを消化できている…と言っても毎日できることではないのでなかなか追いつかないのが実情だ。
現在オンタイムで見ているのは「無限のリヴァイアス」「ビーストウォーズ メタルス」「THE ビッグオー」「今、そこにいる僕」「メダロット」、あとたまに「地球防衛企業ダイ・ガード」を見たりする。ほんとは全部にオンタイムで目を通せればいいんだけど、見逃してしばらくするとテープ通し見の時期が来るまで掘り返されない。

90年代の中頃、僕は 90年代末にはアニメの冬が来ると信じていた。実際、80年代末の TVアニメの冬を体験してきたし、アニメ製作者の過酷な労働環境、人材の空洞化を耳にするに、90年代当時の僕は「今のうちにアニメを確保しておかねば」という焦燥感に駆られてリソースの備蓄に労力を費やしてきた。しかしながらもはや 90年代末も終わるというのに未だアニメバブルは続いている。現在の僕は逆に膨大に増え続けるアニメリソースに埋もれて見たいもの全部に目を通すことさえおぼつかないのではという焦燥感に苛まれている。


まあそういう贅沢な悩みは置いといて、今日の「地球防衛企業ダイ・ガード」はオンエアを見ることができた。ちょくちょく何話か欠けて見ているが、今週の話に限らずダイガードには抜け目ないキャラクターが賞賛される為にその他プロフェッショナルと思われる人々が実に抜け目だらけとして描写されていることが多い。役員会にせよ安全保障軍にせよパイロット達にせよ、全員が全員抜け目無く職務を全うするように描かれてしまうと成立しない話なのである。
昔々のアニメになるけど、ちょっと前に「合身戦隊メカンダーロボ」の放映を見たとき、衝撃を受けたことがある。主人公達パイロットはもちろん子供キャラまで実に抜け目無く自己判断し行動しており度肝を抜かれた。登場する全てのキャラ達がすべて抜け目無く動くものだからその行動は容赦なく、それでいて物語として破綻はしていないように思われた(作品としては予算不足で後半破綻してしまうのだけれど)。
そういう意味では「無限のリヴァイアス」には各々のキャラの理が通って行動しているように思えて好感がもてる。問題は何度か見てみないと状況やその理由が把握できないことで、そのあたりはソフトが出てからでも…とか思ったりするので 1回ずつしか見ていない。そのうちマジメに感想書きしたくなったら何度もテープを見返すことになるだろうけれども。


ところでこのサイトの表紙には ANONYMOUS(匿名)メールの送信フォームが置いてあります。5月末頃に今の形式にしてから今日まで 49件頂きましたがそのうち 9件は「どこが どうすか ?」要するに送信ボタン押しただけの人なんですよね。まあいいですけど何か選択肢を選んでから押してくださいよ。ちゃんと動きますから。できれば 3つとも選択肢を選んで文章にして欲しいなあ。受信リストをご覧になって頂ければおわかりでしょうがどう受け取ったらいいか判断に窮する内容もあるんですよね…まあご批判と受け取っておいた方が無難なものが多いのも確かですけどね。あと、このメールは完全に匿名になります。うち 4件の方々は御署名頂いたんですが、できればもっと署名入りのフォームメールも受け取りたいなあと欲するこの頃です。フォームメールが来ないと「ホントにこのページ見られてるのかなあ」っていう気になるんですよ。ご面倒でしょうが何か感じられたら一言お言葉をください…。あと、できたらメールや掲示板にカキコしてくれると実はすごく嬉しいです。傍からはあんまり嬉しそうに見えないかもしれませんけどσ(^^;)



1999年 11月 8日(月)


最近の PC 周りの状況。ちっちゃい人形が溢れている。背景の機材は左から HDD(1GB)、MO(640MB)、HDD(6.4GB)… MO 取り出せないじゃん(泣)。人形は左上から ∀G、RX-78-2 ガンダム、左下隅は 来栖川芹香(ドレス黒)、来栖川綾香、神岸あかり(体操服青)。奥左から MS-06F 量産型ザク II、MS-07 グフ、MS-06S シャア専用ザク II、一番前にいるのが劇場版ルリルリ 16歳 艦長服&私服。

最初はひとつふたつで喜んでいたが数が増え過ぎて実は結構困った状態にある。MS 関係はキリがないから撤去していこうかなあ…。

10月29日の日記で触れた綾香のガシャポンフィギュアを撮ってみた。 写真 1. は上半身・スカート・下半身の分解状態。下半身部分にはへそのモールドまで存在する。組み立て後は見えないのだが。写真 2. は下半身にスカートをはかせた状態。スカート上部開口部の薄さがわかる。段差で引っかかっているのではなく腰の膨らみと円錐状のスカートの擦り合わせで成り立っているのだ。写真 3. は組み立て完成状態。写真 4. は完成状態からスカートを外した状態。上半身と下半身の間にスカート用の段差が無い為スムースに接続できることがわかる。さすがにこのまま綾香のパンツ姿をさらしておくのは忍びないが(^^;
1. 2. 3. 4.

芹香のドレスはもっと凝った構造になっていてロングスカートの中身にはガーター付きの下着がモールドされている。へそのモールドもある。あと、このシリーズのガシャポンフィギュアはボールジョイントで首が可動となっていて微妙な表情が出せるのもウリだな。需要と供給のありがたさを噛み締めつつ…。




1999年 11月 7日(日)

つい先日「ガサラキ」を見終わった。結論から言うと当り前だけど「装甲騎兵ボトムズ」なんかよりずっとよくできていると感じた。シビレるような設定や専門用語は洗練されていて惹きつけられる。アジアン静脈瘤とか。パイロットに薬物インジェクションとか実際ヤバヤバだよな。カウビのレッドアイより直接的な "薬物投与" の描写だと思うのだが大丈夫なのかとハラハラしながら見てた(0083でウラキがプシュってやってたのもヤクだよな)。最終回のあたりは論理だけで解決してしまっているようでよくわからないが、その直前にカタルシスはあった。"西田さん" と 米国の戦い、そして大統領の穀物モラトリアム解除という最も苦渋の選択。最後の米軍の侵入をギリギリで防ぐ、という現実的な勝利を収めた TA 中隊 … 序盤から中盤にかけても緊張感は持続していて決して "不発" といった論評は僕的には当たらないと思った。「戦闘妖精 雪風」を読んだときに感じた近親憎悪的な羨ましさを感じる。オレもこういうのが作りたかったんだよなぁ、といった類の感慨である。輸送機から宙吊りになって Su-35 "スーパーフランカー" を撃墜しちゃったり、F-22 ラプター まで(安宅大尉が「ラプター?」と呟いたり)…そういえば劇中に登場した F-22 の水平尾翼の切り欠け形状は試作機である YF-22 のようではあったけど?量産機では省略されている筈のエアブレーキもあったし。ま、いっか。




1999年 11月 5日(金)

「メダロット」 #19 ピンゲン南へ…
今回の話は要約するとロボロボ団が経営するペンギンだらけの動物園からペンギン達を連れ出し南極へ送り返す…というとなんだかワケわかんないけど実際よくわからん話だった。前半から全体的なテンポはイマイチだけど局所的にはイケてる部分もあったので良しとする。

ロボロボ団のツノが一本のザコ要員はロボットだったらしい…が、人件費が要るらしい(謎)。
昨日からずっと動物園にいたのんびりカリンちゃん。カッコ良く独り言を呟いて去ってゆくロクショウ。
カリンちゃんにメロメロのイッキにジェラシー燃え上がるアリカ萌え。準備万端カリンちゃん。

そして今週の山場、冷徹でシニカルかつ的を得たナレーション炸裂。
ペンギンを連れ出すという難題に対してピンゲンはペンギンとみつめあう。
「そのときペンギン達はすべてを理解した」(なんと速い展開であることか(笑))
大量のペンギンを連れたずぶ濡れのイッキ達を一目見たバスの運転手。
「その瞬間、運転手はすべてを理解した」(わかるのかー!)
走って走って汗まみれで力を尽くしたサケカース様、タクシーで乗り付けられるのもいい感じ。
勘定は出世払いでというロボロボ団に対してタクシーの運転手。
「そのとき運転手はすべてを理解した。出世払いだといって出世した奴などいないのだ」(三段オチ)

ペンギン達と南極観測船 "富嶽" に密航同乗したミスターうるちも南極に行っちゃったのだろうか(^^;


さて今日は通院日。前回の血液検査の結果によると肝臓の機能が弱ってるらしい。この 1ヶ月くらい酒は断っていたのだが…全身がダルい。しかし抗鬱剤は更に増量、肝臓のクスリも貰うことになった。H2ブロッカーといい便秘薬といい座薬といい、なにもかも無料になってしまうのは 32条のおかげだが一銭も払わずにクスリを受け取るときはいつも後ろめたい気がする。


さて今日のお買い物:
DVD 「D4プリンセス」 3巻 (ポニーキャニオン)
アニメイトグッズ 「ブギーポップ」ポスター (ムービック)
18禁PCゲーム 「Partner」
成年コミック 「SAMPLE / 板場広し」 (ティーアイネット)、「Soft & Wet / 嶋尾和」 (東京三世社)、
「あなたに逢いたくて / ななみ静」 (フランス書院)

「D4プリンセス」はやはり "限定版" というのに目が眩んでいるのだろうか…まだ見てないけど。「南海奇皇(ネオランガ)」の前座の感は否めませんが毎回そこそこ楽しめる作品でした。1巻あたり 6話で 60分といったところです。ということは次巻が最終巻か…。

ブギーポップのポスターは「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター Part 1」の表紙です。そのうちパネルに貼りましょう。結構ブギーポップグッズはアニメイトに各種あったのですが買った次の機会に探してみると速攻で品切れになっているようです。ただひとつ、バックライトシステムだけ買いそびれたのが残念と言えば残念ですね…高かったんですよ。

「Partner」は 2部構成の恋愛AVGという謳い文句で、いったん結ばれてハッピーエンドになった後も、また違う愛のカタチを追求していけるようになってるらしいです。絵もキレイだし面白そうなので他のは後回しにして入れてみよう…。

成年コミックの類はちょっとハズレっぽい。汁気も行き過ぎるとちょっとなあ…。絵的に柔らかい乳の描線なんかはイケてるものもあったのですがいかんせん内容が御都合主義過ぎて没入し難い。困ったな。



あ、あと今日の買い物ではないですがえるぱれショップ(LLパレス)のネット通販で色々物色してみました。 以下、18禁同人誌ばっかし。
「ANALOG CABIN 2 提供はクルス・ブランド」(来栖川芹香本)、 「おはよう!マルチ」(マルチ本)、 「Plectrum Streaming」(綾香&琴音本) 「Everything (It's you) PERFECT EDITION 1999」(痕本)、 「なまらどちくしょう 改訂版」(レツゴーMAX 大神マリナ本)、 「VITAMIN-B6」(南海奇皇本)、 「南の島から遙々と」(南海奇皇本)、 「F-34」(こみパ本)、 「ONCE」(こみパ本)、 「13」(バブクラ本)、 「夏月蛍涼祭」(ヤマモトヨーコ本)、 「EDEN -Asuka2-」(アスカ本)、 「星界の刻印」(星界の紋章本)、 「Nightmare of My Goddess Vol.6」(女神さま本)、 「Prison rouge」(女神さま本)、 「累積加点 special」(逮捕本)、 「藤島魂」(逮捕本)、 「STAR PLATINUM」(セラムン本)、 「LOVE DELUXE」(セラムン本)
うーん、買い過ぎかな。まあ滅多に買わないのでこんなもんでしょう。というわけでぼちぼち読んでいきます。




1999年 11月 4日(木)

「今、そこにいる僕」 #4 不協和音
ナブカ 「お前は、逃げるなよ」(≒お前は殺したくない)

今回は「こんな世界は間違っている」というシュウと、心のうちでは生まれ育った村の父母に会いたい思いを隠しているナブカとの交流が感動的だった。少年兵士達が「好きでやっているわけではない」ということを明示しながらも、それを表に出せない過酷な世界。主人公のシュウの「間違っている」という正論の叫びや行動が必ずしも事態を好転させるわけではない厳しい現実(シュウが拒絶した分だけタブールを鞭打つ力は大きくなる)。

前週の #3 でサラが陵辱(または種付け?)されたと暗示するシーンがある。先週の僕の日記では触れなかったが、いささかもショックが無かったわけでない。ただその点をあげつらって瑕疵と決めつけるのがイヤだったので、この世界の過酷な情勢を表現する為には意味あるものの筈と考え、とくに触れなかった。しかし視聴者の間では午後 7時にそのような描写を TV で垂れ流しにすることへの疑念が紛糾しているらしかった。僕としては今僕を知らない人が耳にする情報が少年への拷問と少女への陵辱という一部分にのみ染め上げられるのは好ましくないとは思った。

りなもさんち"サラが受けたもの" では、この(暗示された)陵辱シーンに対してまったく異なる解釈を試みている。状況証拠としては薄く苦しい立場にあると思うけれど、曲解こそがアニメ鑑賞の真髄ではないか、提示されたものへの大胆な読み替え、そしてそれに反する物証が出ればその場で読みを修正してゆく、その読みが完全にハマったとき、作品の理解が深まるのではないかと思う。まあそれはそれとしてりなもさんの立てた仮説には不整合な状況証拠があるにもかかわらず「>あの涙が、サラにとって初めて他人のために流した涙だとすると」といったあたりには非常に魅力的に思える。その思いつきが捨てるに惜しいと思っているのはりなもさん本人だけではない。




1999年 11月 3日(水)

「無限のリヴァイアス」 #5 ちいさなまとまり
…えーっと、もっかい見ないとディティールのほとんどはわかんないかもしれない。でもすごく面白い。随分とベタな誉め言葉しか書けないのが恥ずかしいけどこの手の作品は DVD 出てからじっくり見直そうという腹づもりがあるのであまり真剣に見ていないのかもしれない。だからそれまでに読み解いてしまうともったいないというか…単なる怠慢ですけどね。

「THE ビッグオー」 #4 Underground Terror
ドロシー、ああドロシー…砂時計を黙々とひっくり返し続けるドロシー、ベランダで突然トリッキーな宙返りをうって部屋に戻るドロシー、僕はもうメロメロだよ…。本編の方はただ漠然と大きくひとくくりにされた "謎" が存在している。忘却… R・A・ラファティの短編 「その町の名は?」(短編集「九百人のお祖母さん」所収)を彷彿とさせる。忘却したことすら思い出せずにさせる機構が存在したのだろうか。あ、でもビッグオーの場合は「40年前の記憶が無い」という自覚はあるのでだいぶ違うかも。




1999年 11月 1日(月)

日記系の月初めというのはファイルに大幅な変更が生じる。nikki ディレクトリの index.html に最新月の日記を直書きしているからで、はじめから各月毎のファイル名で作って日記系の表紙に各月のリンクをはる方式にした方が効率がいいのは間違いない。でもやっぱ読み手としては日記系クリックして、更にまた最新月の文字列をクリックするというのも面倒な話だと思ったりもする。また、ノンフレームにもかかわらず過去ログへのリンクを毎ページにつけているものだから月初めの更新には日記系の全 html ファイルの更新を必要とする。そもそも三日坊主の僕の日記がこれほど長続きするとは思っていなかったので過去ログ対策は考えてなかったのだ。で、なぜフレームを使わないかというと技術的によく知らないから(^^; というのもあるけど、読み手としていちいちマウスクリックでフレーム移動するのが面倒だと感じるからでもある。もちろん便利でよく考えてデザインされているフレーム対応ページも多いけど。少なくともメンテの都合からすると改善の余地ありではある。





□ ノースペシメン
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・―□ 日記系
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    ・―□ 99年11月