これが完成間近の尾翼です

後は付けてもらうだけ♪

直線はさらに集中が必要です

作業は慎重に、真剣に…

塗装の前の下準備が一番大変…

でもこれをしっかりやらないとね

細かいところは俺がやります!

ん〜なかなかいいよぉ〜

マイクには『2W』の文字が…2空団TVか!?

記念塗装機ができるまで

航空自衛隊は今年で50周年をむかえました。それを記念して全国各地で記念塗装機が
次々と登場し、普段では見られない鮮やかな航空機が日本の空を彩っています。
もちろん、千歳基地でも塗装機を皆様に披露するべくデザインを2空団内から公募、
そのデザインをもとに隊員達が朝早くから夜遅くまで頑張りました。2つある飛行隊に
それぞれ違うデザインを採用し、201飛行隊機を両飛行隊整備員が、203飛行隊機を検査
隊整備員が受け持ちました。2機のF-15は航空祭で一般公開され、
多くの観客の注目を集
めていました。

201飛行隊は衝撃波を突き抜ける瞬間を表現した直線的なデザインが
多く,塗装作業もそこが一番苦労したようでした。
しかしそのスポーティなデザインは遠くからでもよく判り、普段の訓練時
でもその勇姿をとらえる事ができると見学者の方達にも大変好評です。

《201飛行隊機が出来るまで》
《203飛行隊機が出来るまで》
203デザインは日本と、北海道をイメージした熊を配置した雄大なデザイン
でした。ほぼ完成に近い尾翼の前で写真をお願いしたところ、なぜか奥の
部屋から一本のお手製マイクが登場。「???」と思う間もなくマイクを持っ
て皆いそいそと尾翼の前へ。嬉しそうなので、何もつっこめずに撮影終了。
気になります…。間近で見ると圧倒されそうな美しさの尾翼に目がいきがち
ですが機体全体に凝ったデザインが施されており、作業に関わった人達の
名前が刻まれるなど、見どころ満載の記念塗装になりました。

出来上がり!!

出来上がり!!