6月開催予定の神戸スキヤキ第3回ガンプラコンテストに向けて 1/100 HG サーペントと同時期につくってた 1/144 HGUC ガンキャノン量産型です。とても組みやすくて定石の胴部以外の後ハメ加工が一切不要という完全な色プラ設計になってます(とくにカメラ部や足首などは見事に色別にバラバラになります)。サーペントの塗装でなぜか塗料がはじかれるという怪現象で悩んでいたところで気分転換に組み始めた後発のガンキャノン量産型(購入したのは同時)が先に塗装完了してしまいました。てゆうか僕はまだ 1/100 サイズのガンプラって塗装/完成させた覚えが無いんですよね〜。MG なんかだと『組み立て必要な玩具』といった感じで仮組み状態で満足して遊んでるケースが多いのです。変形をする TMS では塗膜のクリアランスを考慮されていない場合が多々あるので塗装のハゲも気がかりですし、成型色のままでもほぼ設定色通りの完成品?が手に入るわけですからね。…とかもっともらしく弁解しつつも大きいスケールほどパーツ数とパーツサイズの点で表面処理や塗装が相対的に大変になるからというのが実情なのですが (^^;;
でもってこのガンキャノンの存在意義ですが自作デカールの初テスト及び第3回ガンプラコンの保険です。 今つくってるのは 1/100 MG ジム改で、アサヒ PF-21 カラーと暖色系ホワイトで反転塗装すべく塗料を調合し徐々に仮組みしています。どうもこのジム改のキット、きちんと接合部を消したりするには後ハメが難しい箇所が多くあちこちマスキングが必要みたいです。頭部のカメラもマスキングした方がいいようです。やはり 1/100 に手を出すのはまだ早かったでしょうか。たまたま後ハメ加工が難しいキットに当たったのかな。MG の方がヒケが激しいとも聞きますし。なんだかまた完成しないような気が…。まあこのページはガンキャノン量産型なので話を戻しましょう。 まずベースですが(オイ)神戸スキヤキ第2回ガンプラコンテスト参加賞のウッディベースに、ノイズを加えて透過度を調整してつくった片側2車線の舗装道路の隅に MS と同色で機体説明を打ってインクジェットプリンタで出力して貼り付けました。この道路の車線、同じく1/144の WTM の 90式戦車がなんとか通れる幅でして、だいたいスケールは合ってるかもしれません。しかし MS 運搬トレーラーって3車線使うのですね。いやはやデカイデカイ。そういえば「機動警察パトレイバー」のレイバーキャリアは高速道路の料金所を通れないという致命的欠陥が指摘されたりしましたが、「ガサラキ」における TA(タクティカルアーマー) はもっと小さいのでそのトレーラーは大丈夫なようです。ま、U.C.世界は近未来でなく百年以上未来のお話ですしコロニー内部はデザインされた人工都市ということで前述の現代日本の道路事情にはおかまいなく。 地球連邦の陸軍とか空軍なら EFGF とか EFAF とかになるのかなぁ。それとも陸戦 MS も EFSF なの? 搭載母艦名を英字 2文字で表記するのも定番ですね。ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベースなら WB 、同アルビオンなら AL 、同トロイホースなら TH となります(グレイファントムなら GP ?)。ここでよく使われるのが中抜き文字なんですがキレイに描く自信が無かったので少しアレンジしたらすごく読み難い TH になりました。まーこれもデザインということで。しかし TH という文字を見るだけで熱くて切なくなって泣いちゃいます。 "Guncannon type D" はデザイン優先ロゴでしたが Guncannon って縦線が多くて読み難いですねえ。無理して読まなくてもいいんですけどね。お飾りですから。楕円マークは WAVE 製デカールのひとつのマネです。 "206" ってのはキット付属のマーキングシールが TH のデザインロゴと、黄色い丸の中に黒で "6" だったので 6番機に違いない(早合点)、といっても一桁だけじゃ寂しいので 206 というウソ識別コードをデッチ上げてみました。慣例的にペガサス級は通常左右 MS 3機ずつ計6機運用ですが搭載可能 MS はもっと多く、また欠番機もあると思われます。したがってトロイホースの場合、ジムスナイパーII は 101〜106 のうち 3機、ガンキャノン量産型は 201〜206 のうち 3機の計6機がホットスタンバイ、ついでに各2機が準アラート待機で運用されていると考えることにします。んー、でも U.C.世界の MS の編成ってジオン公国軍おなじみの 3機小隊の印象が強く、連邦も 3機小隊で出撃することが多いのでわかりません。ツーマンセルだと会話が単調になるから? 4機中隊だと作画が大変だとか?尚、206 だけステンシル文字なのは頻繁に描きかえる為です。 ― 簡易エフェクト編 ― 単に240mm砲の砲煙です。発砲の瞬間を切り取ったすさまじい砲炎/砲煙でなく、市街地での一効力射後の砲口から風にたなびく砲煙というユルいんだか緊迫してんだかという状況です。『あー、撃っちゃったんだな』って感じが出ていればいいなぁと思います。 砲煙を表現するのに色々検討しましたが、パテのように不透明なものでなく、脱脂綿はお手軽だけど繊維が見えるな、ということで色々とご助言を得て、グラスウールが有望でしたが黄色いものしかなく、同様にきめの細かいというホワイト・キューオンはシート状に整形されていて(吸音材なんだから当然だけど)薄い層としてしかほぐれません。綿棒はほぐしてみるときめは細かいのですが短くちぎれてしまいます。というわけで結局最初の脱脂綿に落ち着きました。写真はバックが黒なので繊維がイヤという程目立ちますがフツーの背景ならばさほど気になりません。まあこのへんがアクセントとしての落としどころと考えることにします。 |