□ ノースペシメン
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・―□ 模型系
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    ・―□ バンダイ 1/100 マスターグレードモデル RGM-79C ジム改(スタンダードカラー)
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    ・―□ 第3回神戸スキヤキガンプラコンテスト審査採点表&製作者補足


[ 色指定 / 調色 ] この工程が一番楽しいです。




胴上部・足底のレッドは暖色系のホワイト、
緑味系ジムホワイトはSガンダムブルーの
進化形であるアサヒPF21ブルーとしました。
本体ホワイト :
1番 ホワイト +
42番 マホガニー(適宜) +
174番 蛍光ピンク(適宜)
本体ブルー :
80番 コバルトブルー(約60%) +
1番 ホワイト(約30%) +
174番 蛍光ピンク(約10%)
メインカメラ / シールドカメラ メカ部 :
211番 クロームシルバー
メインカメラ / シールドカメラ 透明部 :
49番 クリアーオレンジ を
46番 クリアー で希釈
リアカメラ :
タミヤエナメル X-31 チタンゴールドの上に
タミヤエナメル X-26 クリヤーオレンジ
コクピットハッチ :
79番 シャインレッド(約35%) +
171番 蛍光レッド(約40%) +
173番 蛍光オレンジ(約25%)
ベンチレータ / スラスターノズル :
61番 焼鉄色の沈殿部色
連邦 V 字マーク :
58番 黄橙色(100%)
フレーム等グレイ :
1番 ホワイト +
2番 ブラック(適宜) +
47番 クリアーレッド(適宜) +
50番 クリアーブルー(適宜)
バックパック : 本体ブルーと同じ

スミ入れ 本体ホワイト部 : XF-64 レッドブラウン
スミ入れ 本体ブルー部 : XF-24 ダークグレイ
スミ入れ フレーム / マイナスモールド部
: ガンダムマーカー スミいれ用 油性極細グレー


[ 工程チェックリスト ] めんどくさくてやりたくないのもあるけど、全部やらないと完成しないのです。

仮組み > 改修検討 > 配色検討 > 塗料調合 > デカールデータ作成 > 頭部整形・カメラ塗装・アンテナ換装 > スネ延長工作 >
頭部表面処理・塗装・スミ入れ・つや消しコート > 肩軸基部後方スイング工作 >デカール修正・印刷 > 胴上部 / 腕部 / 足首部表面処理・塗装 >
肩アーマー裏打ち・表面処理・塗装 > スカート裏打ち > 追加デカールデータ作成・印刷 > 胴下部表面処理・塗装 > 胴部 / 腕部スミ入れ >
肩部 / 胸部 / 腰部デカール貼り > 追加デカール作成・印刷 > 脚部フレーム組み立て・塗装 > ライフル表面処理・塗装・スミ入れ >
シールド表面処理・塗装・スミ入れ・デカール貼り > バックパック内部メカ塗装・スミ入れ > 小物類表面処理・塗装 >
モモ部表面処理・塗装・マスキング > スネ部カウリング接着 > 同塗装 > 脚部スミ入れ > ヒザ部デカール貼り > 市販デカール貼り >
腰部スカートデカールリファイン・貼りかえ > 右ヒザ部デカール白濁除去 > 追加デカール貼り > 各部つや消しコート >
スキヤキンSさまアドバイス > 足首装甲固定糊除去・瞬着 > スミ入れ消失部補修 > シールド裏ウォッシング



[ 頭部 ] ガンプラってだいたい頭からつくるんじゃないかなぁ(僕だけ?)。なお仮組みは取説通り足から。

なんとなくアタマ完成。………もう、いいのかい?

えー、ブツが小さいので画像が粗く、三脚も使わずフラッシュ焚いたもんで多少色味が異なります。
…ってんな問題じゃねえよ!カメラ部はマスキングだとかゆってたじゃん、それが接合部消してないじゃん、しかも接着剤つけずに前後パーツをハメてるだけじゃん……あー、それは所謂ごまかしモールドを併用し巧妙に継ぎ目が目立たない設計になっており、キットの完成見本もそれを生かした製作方法を採っており、僕としてもヒコーキのキャノピ枠などのようにマスキングが不可避かつ比較的容易な場合であれば苦にならないのですが、なにぶんカメラ部のように奥まった箇所のやや複雑な形状ではリスクが大きく接着後ではリカバリもほぼ不可能と思われ、入り組んだ前後パーツの接合面(線)はある程度のごまかしが利く上、逆に接合線がごまかしモールドというだけでなく設定上必須の凹モールドとなっている場合にはヘタに接着剤を塗布しない方が効率的であり……んじゃリアカメラが銀ピカなのはどーゆーこと?……うー、安全策としてタミヤエナメル X-31 チタンゴールドを塗ってはみ出しを拭き取ったんですがつや消しクリアを吹いたら銀色になっちゃった T T ……泣くな!真のガンプラーならばココは開口し表はクリアオレンジ裏はシルバー塗った透明プラ材を裏からはめ込むべし!べし!
……あまり報われないような気もするけど。もっかい上から塗ろうかなぁ、チタンゴールド……うわ、軟弱ガンプラモデラー発見! 開口といえば耳のエアインテイクぐらいは開けておいた方がいいのでは?……この画像で見るとスミ入れ色が薄いけど現物は XF-24 ダークグレイだからそこそこ濃い色なので大丈夫だと思って。
……んじゃ手を入れたトコゆっとこう。……頬のダクトはジムにしてはスペシャルな感じがするので半分削り落とし接着し頬のくぼみをパテ埋めしさらに削り落としてサブエアインテイクっぽくしました。口というかアゴ部は 0.5mm(くらい?)のプラ板を貼り込んで整形し、初期型のジムに比べてやや前後長のあるイメージを強調しています。横顔はそこはかとなく(ゼータプラスっぽい?)先細りのシルエットを強調しているつもりです。アンテナは 0.8mm(だっけ?)の真鍮線に替えましたがキットのままの若干テーパーつきの方がよかったかもしれません(前作のガンキャノン量産型では金属線には替えずキットパーツを削り込みました)。機関砲口は 0.6mm(60mm 口径の 1/100)ピンバイスで安直に開口しました(60mm 単銃身液体炸薬機関砲のことをガンダム世界では長年 "バルカン砲" と呼び慣わされている旨の誤謬をよく指摘されていますが、現代の我々の世界の傑作汎用機関砲である米国製 20mm 6銃身機関砲 M61A1 と同じ名称で呼ばれるのは "エンタープライズ" 等の世代を超えたネーミングだと思えばそれなりに精神衛生上好ましいのかもしれません…)。

うしろアタマもう一塗りです。やっぱり銀色では気まずいのでリアカメラを着色。タミヤエナメル X-26 クリヤーオレンジ。ぽこんと真ん中がへこんでいるのが少し気になるけれど何重にも塗膜(とくにクリア塗料)がのったくぼみなのでしょうがないかもしれません。でもまあフロントカメラとだいたい同じような色味になったのでよしとします。
アンテナ基部は細切りマスキングテープを巻いています。あまりキレイなできあがりではありませんが、独特のゴチャッとした感じになったと思います。



[スネ延長] 無理かな?と思いつつやってみたらなんとなくできました。畢竟誰にでもできるのでしょう。

仮組みとインストのカッコいい設定画稿を見比べていると、やっぱりスネがかなり短い気がしてしかたがありません。ライフルとシールドを持たせたらもっと短く見えます。ら教さまのジム改製作記を読んでいるともしかしたら自分にもできるかもしれないような気がしないでもありません。スキヤキンNさまに相談すると、現在セオリーの決まった塗装技法と違い基本工作のやり方は人それぞれで決まった最善の技法は無くトライ&エラーの繰り返しとのことで結構悩みました。 …とかゆってるそばから後先考えずスネを切断してしまいました。いざ未体験ゾーンへ突入です。さあ、どうしましょう…;;;

ら教さまの Webサイトで見ていると『1.2mmプラ板を 3枚』とあります。3.6mm ですか。もうちょっとだけ長くてもいいかな、というのと単に 1.2mmプラ板が売り切れてたので思い切って(?)2mmプラ板をゲットしました(1.5mmプラ板でも価格は同じだったし?)。
2枚重ねで 4mm です。スキヤキンNさまには『積層するなら 1枚ずつ整形していった方がカンタン』と助言されてたのに気が焦って先に接着してしまいました。前部と後部それぞれ台形のプラ板が接合面で合わさるか、また切り離したフレームの下側パーツがきちんと収まるか確認し(下側カバーがズレててちみっとスキマが開いたんだけど…)、さてこれをどうやって整形したものかと途方にくれます。いよいよ『金ヤスリでガリガリ』ですか?

なお右足のみ加工中で左足は比較用の素組みです。 金ヤスリ(向いてないかもしれないけどハセガワの TL-10)でガリガリ&180番ペーパーでズリズリした結果です。横から見ると前部下側のカバーにスキマが見えますがきちんと直角にノコを入れられなかった報いでしょう。反省反省。で、どうせスキマにはパテ盛るでしょうし、成型色とプラ板の色や質感の違いでツライチになっていくかよくわからないですし、だいたい乱暴なヤスリがけでキズだらけだから深いキズは一部厚めに、加工部はすべて溶きパテを塗っておくことにします。
あー、脚部はもう 1コあるんですよねー。行き当たりばったりの加工でスキル向上したわけでもありませんし、ビギナーズラックがまだ続くと信じましょう。

などと油断してたら大失敗です。溶きパテ(タミヤパテ/タミヤセメント流し込みタイプ)をスキマとプラ板加工部分に塗っていたらタレてきて前部下側の凹ディティールを潰してしまいました。どうしてもその場できれいに拭き取れなかったのであとでシンナーで拭き取ればいいやと呑気に考えていたのですが甘かったです。シンナー割りの溶きパテだったらよかったのかな。ともかく前部カバーをパーツ請求してノコを入れて下側のみを交換すればよい筈です…たぶん。

パーツ請求の約 5日間が待っていられないので左スネ前部パーツ(同パーツ)から下側を切り出して補修しました。 左スネの加工は請求パーツの到着までおあずけです。でも後部だけでも先にやっておこうとノコ入れたらちょっと曲がってしまいました。また失敗。傾いた断面をヤスリで水平にならしましたが目測で 1mm 弱くらいは短くなってしまった筈なのでなんとなく 0.5mm 板を余分にはさんで 4.5mm 延長としました。両脚はだいたい同じ長さになったと思いますがあと 0.3mm 板を 1枚はさんでおいてもよかったかもしれません。右スネフレームと同じ切りしろ(つーかわざと 2箇所切って短くしてあるんですが)だけではきついので削って調整しました。
ミスをすればリカバリーが要ります。今回は比較的簡単な修復で済みましたが焦らず慎重にミスを防ぐように作業した方がかえって作業量が減って近道だと思いました。当たり前のことですが。
しかし 1/100 スケールで 4mm 延長つったら実寸(?)で 40cm、思えば結構な値ですね。『カッコいいから!』 そんな理由だけで血税で購った高価な兵器を改造したらきっとすごく怒られるでしょう。そこらへんガンプラは自由でいいなぁ〜。確かにヒコーキなんかだと "美しい機体は性能がよい/性能がよい機体は美しい" という法則が往々にして成り立つ(というか信じられている)ので MS もやっぱりカッコよくて強そうなのが実際ストーリー上でも強力なのでしょう。



[マーキングロゴ製作] 自作デカール作成は未だ 2度目なのでこのはしゃぎっぷり。なんとかしてください。

切り出しパーツをスキャンしてマーキングデカールのサイズ/位置あわせをしました。上右側は無難に EFSF=地球連邦宇宙軍と表記しました(前作のガンキャノン量産型では Federal([意訳]連邦の)と描いていたのを公式にあわせて Federation (連邦)と改めました)。 Federation だけがやたらと長いので余白に小さな連邦マークを追加しました。上左側は当機運用母艦名の略号 "PR" 及び、同母艦名 "PROMETHEUS" を表記しました。"PR" の母艦名略号では一部流行の中抜き文字にしてみました。艦名の "PROMETHEUS" は下半分を諧調反転したらちょっと読み難くなってしまいました。デザイン優先ロゴなのですが読んで欲しかったのでちょっと反省。下には機体番号 109 を大きく表記しています。なおプロメテウスと 109 にしたのは先日ふじ丸さんと観た CGアニメ映画「アップルシード」の原作マンガを読み返していた為です。マンガ単行本の副題にたいてい "プロメテウスの**" なんてのがつくんですよ。"109" は主人公のデュナン・ナッツの ESWAT でのコールサインです。ちなみに「超時空要塞マクロス」の地球統合軍攻撃空母プロメテウスとは無関係ですので念の為。

同デカールのサイズ/位置あわせ。右肩はシールド上右側と同様 EFSF と表記。左肩は当機運用母艦名の略号及び同母艦名、機体番号を表記。左肩後部にも右肩前部と同じ EFSF を表記します。
この箇所だけは(分割線と思われる)太いスジ彫りをまたぐのでマークソフターを使用する必要がありそうです。

同デカールサイズ/位置あわせですが、斜めの面に斜めに貼るのでこの検討画像は正確ではありません。右胸の "GM typeC" はお飾りで連邦工廠によるロゴマークという設定です。左胸は当機運用母艦名 "PROMETHEUS" と機体番号"109 "を表記。平面部をスキャンできなかったので実際に貼る位置はさだかではありませんがベンチレータのラインにあわせる予定です。母艦名は機体番号の直上にうまく貼れなければ縮小するかオミットするかもしれません。

同デカールサイズ/位置あわせ。右前スカートは右肩と同様の EFSF と表記。左前スカートは左肩と同様の母艦名の略号及び同母艦名、機体番号を表記。左後スカートにも右前スカートと同じ EFSF と表記。このあたり同じことばかり描いていてクドいので後日別のロゴマークデザインに変更しました。

同デカールサイズ/位置あわせ。右ひざは右肩と同様の EFSF と表記。左ひざは母艦名と機体番号を表記(このときはスネ部に母艦名の略号を貼るとは考えていませんでした)。

上記スキャン画像はイメージをつかむ為に PC上で色相調整したもので、キットの成型色とは異なります。



[ 肩軸基部後方スイング ] なんとなく始めた小細工がある意味めんどうな作業になってしまいました。

胸部フレーム。肩軸基部を一度切り離して斜めにヤスってプラ板はさんで軽くうしろへスイングさせてみました。モデルグラフィックス誌で成型上歪んだパーツを修正する例として挙げられていたところではあるのですが今回自分がやっていることは随分と趣旨が違っているような気がします。
胸部フレームに胴上部をカウリング。ぎょッ、思いっきりスイングしてますぅ。接着したばかりなので腕をつけてみることはまだできないけれども、ちょっと大袈裟っぽい表現である気がしてなりません。カトキメカとしては一見ほぼ一直線平行の肩軸でもカッコいいところがキモのひとつなので間違った改修だったかもしれません。接着が完了したら一度組み直してみてあまりに不自然だったら直すことにします。

ということで念の為組んで確認してみました。スイングの具合は心配したほどやりすぎではなかったのでひと安心です。でもちらりと肩軸がのぞくのはあまりよくない気もします。

と、プラ材による肩軸基部の幅増しを検討しつつ、めんどうだしまあいいかとかも考えつつパーツをバラしているとパッキリ肩軸基部がとれてしまいました。ABS樹脂製のフレームにスチロール樹脂のプラ板をかましてプラセメントで貼ってあったのだからしかたがない、といったことは後で知りました。反対側もひっぱってはとれませんが折るようにするとパキッと剥がれました。何を考えたか、どうせだからと肩軸基部のサイズにプラ板を切り出しておくことにしました。電話で神戸スキヤキ神戸ハーバーランド店に質問したところ、どうやら ABS用接着剤というのがあって ABS樹脂もスチロール樹脂も溶かして接着できるそうなんですが、手元には無いので早目に調達することにしました。

…などと電話でしつこく確認して足を運んだのですが、いざ店頭で再度確認するとモデリングスタッフのスキヤキンSさまが不在で、店員が大阪ATC店のスキヤキンNさまに電話で確認すると『ABS樹脂パーツとスチロール樹脂パーツを接着するには瞬間接着剤しかない』とのことで結局くたびれもうけとなりました。
その後なぜか考えもなしに肩軸基部を 4mm も幅増ししたらやっぱりやりすぎで、瞬着でガッチリ接着したパーツを元に戻すこともできずやむなくパーツ請求するかという瀬戸際に立たされました。ダメだ、ひとつのキットでやり慣れないことをいくつもやろうとするのは控えよう。許容限度を超えて欲張ってもろくなことがありません。だいたい僕は 1/100 のガンプラをこれまで仕上げたためしがないんだから期日までに完成させることを目標に堅実に作業を進めていこうと思いました。


プラ板で 4mm幅増しした肩軸基部を若干傾斜をつけて 2mmくらいまで削り込み接着した胸部フレームの再改修版です。露出する幅増し部にはパテ埋めして肩軸基部にあわせてカドを若干 C面取りしてみました。
胸部フレームにカウリング。肩軸基部がちょろっとせり出して後方スイングしています。肩軸根元の密着防止用と思われる数枚の三角板状モールドは切り取って肩軸の露出を抑えてあります。
前方から見た胸部。こんな風に肩軸基部がせり出すのは変かもしれません。可動ギミック内蔵なわけでもなし。まあ肩軸がモロに見えるよりはマシかなあ…なんて思います。
もちろん白じゃなくフレーム色(グレイ)に塗るので目立たなくなってくれる筈です…。
とりあえず組み上げてみた状態です。肩軸基部のせり出し部分もグレイ系で塗ればそんなにおかしくはないでしょ?…たぶん(希望的観測)。なんか乾燥中やら細かいパーツやら足りないパーツもあるけどチョロチョロっとしか塗装していないのも妙ですね。同じ色のパーツならばいっぺんにぐるぐる回してバーッと塗り終えていく方が効率的なんですけど『表面処理完了 塗ってもオッケー』なパーツが上がると即塗ってみたいと思ってしまうんです。気分によってバキバキ工作したい日とプスプス塗装したい日とチマチマ表面処理したい日があるので効率がよくないです。クスリが切れると全然集中力なくてすぐに飽きるし。こんなんで間に合うのかな?

なお、胸に貼ってある白いのはデカールデータを黒一色で紙に印刷したものです。デカールは白色と黒色系で、胸は地を白く塗る予定なので黒色系。ホントはドット パターンの無いグレイを印刷できればいいのですが、スキヤキンNさま曰く『(かいんさまと?)あれこれ考えたけど結局アルプスがグレイの特色インクリボンカセットを発売してくれないかぎりムリ』とのこと(自己責任で他社製のインクリボンを加工し識別シールを貼り変えてオリジナル特色をつかってらっしゃる猛者もネット上に存在しますが)。白色ならしっかり 3〜4 回刷るところを黒色系は 1回刷りで済ませる予定。黒色デカールを貼った上に本体色のホワイトを軽く吹くのもアリかもしれない(ホワイト吹きはHJ誌のM氏が頻繁にやってたと後日聞きました(恥))。



[ デカール印刷 ] 印刷用の CMYK モードで思った通りの色を出すのは意外と困難でした。



黒色で普通紙に刷って気になるところに貼ってみて一部サイズ等修正し、白色&黒色で WAVE のクリアデカールに刷ってみました(上記スキャン画像は本来の水色の下地色を本体色ブルーにあわせて色相を変えてあります)。白色は 4回刷り重ねるつもりだったっけど 3回刷ったところでチェック失敗して排出してしまいました。前作のガンキャノン量産型では 3回刷りで充分に透けなかったし、それ以上濃くしても併用するつもりの WAVE の Xデカールと隠蔽力の差がつき過ぎてしまうからハムラビ式で結果オーライとします。黒色は予定通り 1回刷りのみ…こっちはもっと透けてもいいのですが。黒色デカールを貼った上から本体色ホワイトを軽く吹いてグレイっぽくしようかとも考えるけど塗装時のマスキングを維持しなければならないのがやや面倒な上に、透けるほど薄く均一に、一発勝負で吹きつけ失敗できないのが躊躇するところです。聞くところによるとホワイトをクリアで薄めて吹くのだとか。
上段左から、EFSF 右肩前/左肩後、PR 左肩前、GM 右胸、艦名・機番 左胸、EFSF 右腰前/左腰後、PR 左腰前、EFSF 右膝、109 左膝、EFSF PR シールド上部、機番 シールド下部です。同じようなマーキングばかり規則的に貼っては意味無いし、くどいかもしれないけど前作ガンキャノン量産型でも似たようなパターンでペタペタ貼ってもあまり不自然ではなかったので一応貼ってみるつもりです。その上で気に入らなければ剥がせばいいですし、また別のマーキングを思いつくかもしれません。要はデザインとして全体的にバランスよくカッコよければいいので、もしカッコ悪かったらどうすればいいかアタマをひねってネタを搾り出すまでのことです。下段右のはシールド下部に縦に凸モールドをまたぐものでオマケで作った意味不明の文字列ですが実際、予定の色で塗って貼って現物を眺めてみないことには自分でもわかりません。左胸の 109 とシールド下部の 109 は多少小さくしたものも用意しました(結局小さい方を使いました)。

でもやはり黒色文字を使わされるのってなんだか悔しいので、実際グレイ文字がどれほどドットパターンになるのか普通紙に刷ってみました。…ダメです、明度を上げるとやっぱり粗すぎて使えません。そこで試しに黒色の上に白色を刷り重ねてみました。確かになんとなくグレイにはなるのですが上刷りの白色がかすれまくってムラムラになってしまいます。かといって白色をこれ以上刷り重ねてもどんどん白色に近づいていくし下のかすれは隠せません。そこで青ならどうかとマゼンタにシアンを刷り重ねてみると思ったよりいい色がでました(マゼンタ 100% にシアン 100% を重ねると若干赤味の青になるようです)。だけどデカール用紙に刷ってみるとややかすれて下地のマゼンタのスジが見えてしまいます。でもなんとなく味があるし許容範囲だったのでもう 1回くらい黒文字だけ青で刷ってみて調子のいい方を使うことにしました。



とかゆってましたが青は先にシアンを刷ってからマゼンタを重ね刷りしてみたらキレイに刷れることがわかりました。若干赤味の青になると書きましたが本体色ブルーよりもずっと濃い色でぱっと見は黒色とさほど変わらないのが残念です。2色各 1回刷りなので透けによって下地の本体色ホワイトで明度が上がったらいいんですが。重ね刷りで隠蔽力を上げることはできてもドットの見えない淡い色にすることはできないんですね。別売りキットの昇華印刷というモードでデカール紙に刷れたらいいんですがインクリボンもデカール紙もボロボロになるそうです(自作デカールの猛者の実体験による伝聞形ですが)。使える有彩色はシアン・マゼンタ・イエローとそれらのうち 2色の組み合わせの赤・緑・青でしかありません。でもまあポイントを絞って実験してみることにしました。右胸の GM typeC は選択範囲拡大して緑のフチとイエローに色分けパターンをつくってみました。緑は先にシアンを刷りイエローを重ね刷りすべきことがわかりました(要するに逆をやって失敗したのですが、これも試行錯誤)。シールドの下に貼る暫定デザイン文字列は赤で刷ってみました(結局使いませんでしたが)。色々つくってみましたが、どれを使えばいいかよくわかりません。アクセントに高彩色ロゴを使うのか、無難に色彩統一するかが問題です。



とかなんとかまたゆってましたが試してみたら比較的濃いブルー系だと特色印刷の重ね刷りでなくても VDフォトカラー印刷でぱっと見ベタ塗りでわりといけることがわかりました。明度を上げてよく見ると実は細かいドットなんですけどね。そういうわけでアサヒ PF21 ブルーで試しに印刷したら赤紫だったり彩度が低かったりと画面とはかけ離れた色になってしまいました。CMYK モードにしたら印刷結果に近い表示になりましたけど。でもやっぱしょせんは CMYK っつうかアサヒ PF21 ブルーみたいに彩度の高い色は色域警告出て表示もできないんですよ。でもまあそのへんは妥協して特色印刷の重ね刷りの青より微妙に赤味がかった明るめの青で黒字部分を刷っておきました。インクジェットプリンタみたいな発色に慣れていたからあらためて CMYK なんつー現実を突きつけられて印刷って随分と制約の多いものなんだなぁとかなりガッカリもしました。まあプリンタ業界では特殊な方式(マイクロドライ)の機器をメーカーの保証しない特殊な用途(デカール印刷)に使っているわけだからそうそう夢見てもられないわけです。



[ 追加デカール印刷 ] 同じマーキングばかりより多少変化をつける方がいいかと思いました。

肩、腰、ヒザの白色デカールは各所ほとんど同じマーキングで単調ですね。そこで腰装甲には機体運用母艦名や所属スコードロンなど描いてみました(CCN-14 プロメテウス 第2戦闘MS飛行隊 109)。Tactical入れた方がよかったか。でも現実問題として描くかなフツー。しかし機密の筈の兵器の制式名称を堂々と機体に描き入れる方がアタマがおかしいそうです。確かに競作試験機等には鮮やかに制式名称が描かれますがそれらの機体が実戦投入される事態となれば別で、たとえばガンダムの機体に EFSF とか WB102 等の所属や母艦・機番のマーキングはアリでも RX-78-2 なんて制式名称のマーキングは厳禁で、塗り潰して出撃するのが常識だそうです。昔のガンプラ作品ではよく見られましたが現在もたまに見かけます。別にいいけど。

当機 109 の運用母艦 CCN-14 プロメテウスがサラミス改級巡洋艦かペガサス級強襲揚陸艦かあるいは新制式のアレキサンドリア級戦艦なのかは不祥ですが基本的に 1小隊2機×4小隊=1中隊8機(+予備機 2機)と想定しています。



[ 上半身つくりかけ ] サフ吹きの全身像ならカッコいいどチマチマ仕上げてしまうんです。効率悪ッ。

頭から腰まで塗装・スミ入れが終了し、肩部・胴部にデカールを貼ってみたの図です。胸部の青文字デカールは 1回刷りで透けたせいか、紙に刷ったときよりも本体ブルーに近い色になってこれはこれでちょびっといい感じかもしれません。下地が白系の場合、デカールに刷ると紙より淡い色になるようなのです。印刷上あまり淡くするとドットが目立つのでこのあたりの加減が経験値ですね(今回の色調は偶然にも比較的許容範囲内でしたが)。

土台はかいんさまの板で助言を得て用意したアルコール(消毒用エタノール)を浸したカット綿の密閉容器です。常用していたウエットティッシュにはなにやら妖しげな成分が含まれていて塗料をはじく原因になるということで塗装面の拭き取りはアルコール綿に切り替えました。もちろん手も洗いますけど。

バックに映っているのはガレキの 1/220 フルバーニアン ver.Ka と第2回スキヤキガンプラコンに応募した 1/144 HGUC ギャプラン。あとはこのコーナーの次のページのガンキャノン量産型で僕が塗装して完成させたガンプラ全てです。10年前に Vガンダムヘキサを筆塗りでつくりかけていたけどバックパックには手をつけてません(めんどうだったから)。今後はもうちょっと効率化してガンプラつくっていこうと思います(無論経験の無い技法を試しながらですが)。しかしガンプラサイトの方々の完成作品の質と量には驚かされます(よく自分のつくっているキットの参考にさせていただいているんですけど)。


ライフルとシールドを持たせてみましたの図です。ガンは完成見本のロングバレルライフルではなく標準仕様のジムライフルを選択しました。完成見本の写真を見て長モノは似合わない気がしましたし、マシンガン仕様ではちと寂しい(というかあまりに弱々しい)ので(*1)。口径と機関部(メインユニット)が同一なのに多用途仕様というのはそこはかとなく疑問なんですが弾種やバレル長の違いなのかな。銃器類には知識が無いので誰か教えてください。マシンガン仕様とジムライフル仕様でマガジンのつき方がそれぞれ上下で異なるのも疑問です(*2)。
それはともかく、メインユニットを PF21 ブルーに、オプション部分(*3)は暖色系のホワイトとしました。ライフルを MS 本体と同じカラーリングにしたのは ν ガンダムみたいでカッコいいかなぁと思ったからです。単色の金属色(or グレイ)ではなくカラーコーディネートされたボディと同種のカラーリングのオプションがあってもおかしくないでしょう。MS だって巨大兵器なのだから主砲や防禦盾などの装備類はシステムの一部なわけで(供給メーカー元が異なっていても)少なくともペイントカラーは同列にあるべきと考えます。ただ視覚的に銃器は金属色の方が『擬人化された MS 』にとってそれっぽいというだけの話でしかありません(*4)。同じ隊に色とりどりの MS があるならば携行装備のカラーリングも共通化を検討されるかもしれませんが、偉いさんのスペシャルペイント機を載せてるワケじゃあるまいし、少なくとも実戦中隊内での運用機の全ては同じカラーリングだと考えるので問題はありません。

(*1) ビームスプレーガンは恣意的であからさまなスペックダウンで論外なので左右スカートのやたら大きなラッチ穴はパテで埋めました(ビームサーベルは本数以外スペックダウンしたフシはないんで、ジオン軍にとっては相当な脅威だったらしいです)。
(*2) ブルパップのマガジンが上についてるとサイト見れないんじゃないかな…このガンのメインユニットにセンサは装備されてる筈だけどわざわざサイトらしき意匠が施されているのだから緊急照準用についているとしか考えられません。
(*3) バレル・バレルカバー・ボルトユニット・マガジン・上部マガジン閉塞カバー。
(*4) 『それっぽい』だけと揶揄してるわけでなく実際拙作のガンキャノン量産型の火器類はそれっぽく金属色です (^^;


シールドです。色分けは、ら教さまがマネしたというセンチネル0079のマネです。丸穴にはダークグレイでスミ入れるけどフチの境界線に入れるかどうかは微妙。覗き窓のクリアパーツはメインカメラと同じくクリアオレンジ(裏面クロームシルバー)にして裏を塞ぐ予定です。ライフルにセンサがついているようにシールドにセンサがついていてもいいかな、と思って。109 の機番ロゴは本体ブルーと色味が違うのがバレバレですが CMYK の制約下で試行錯誤した結果なので最善をつくしたと考えます。場所が余ったのでアサヒ PF21 の紹介。15年くらい前に発売されていた美味なるプロテイン飲料で、今回のジム改のカラーは PF21 にちなんだ色。このブルーをパープルだの紫だのとしか表現できない日本人は色彩に疎い証左です。昔読んだ本に『日本人は "blue" と "green" を区別できない。彼らは一様に "Ao" と呼称する』とあります。グリーンランプは道交法では青信号ですし、日本人は青色に対して無頓着です。



[ 後ハメ不能!マスキング発動 ] スネの接合部は後ハメできないんです。

スネ部整形前です。ら教さまのジム改製作記に倣って関節・モモ部は先に塗っておいてマスキングし、延長していたスネ前後パーツをプラセメントでムニュっと接着します。ヒケたらイヤなので切削は数日ガマンします。延長部付近の接合部には念の為一部アルテコを盛りました。切り離したスネフレームの足首関節部は片側のツメを削り落として後ハメにしておきます(接合には瞬着が要りますが)。




一応塗装とスミ入れ、マーキングを終了したもののつや消しクリア吹きで失敗してしまいました。エア圧が高すぎたのか調子にのってしつこく吹き過ぎたのか、あちこちのエッジの塗料が吹き飛ばされてしまいました。目立つところは筆でリタッチしました。股間のグレイは下地の成型色が見えるほどですが、基本的にグレイ部はなんとなくサフレス塗装でしたのでしょうがないかもしれません。困ったのは腰部と右ヒザのデカールのフチが白化してクシャクシャになってしまったことです。気力が回復したら塗装から直すということでその日はフテ寝しました。幸いにも時間はあります。しかしこのクリア吹き失敗で完成した!って感慨はどっかに失せてましたし、今後の作業で気が滅入っていたので、いっそノーミスで仕上がったガンキャノン量産型でエントリーしようかなぁとふとに考えましたが、アレはあくまでジム改が完成しなかったときの保険だし改修らしいこともとくにしていないので思いとどまりました。写真は右腰の白味がやや寂しいのでプロメテウスのロゴをつくり直すとかタイクツな作業に前向きな要素を入れてリカバリーしていこうと思います。




腰部のデカールを洗い流してリカバリーです。
研いで剥がしてもよかったんですどね…。
左右のバランスをちょっと修正する為、プロメテウスは上方を反転して太目の白帯にしました。



Crushed!! ...and Recovery.
右ヒザの白化した EFSF デカールもまた貼り直しとなるのですが、ここもガムテープで剥がれないのでうすめ液で洗い流す方法を採ったのがまずかったようです。そもそもスネのカウリングは後ハメの効かない一発勝負の先塗りマスキング&接着整形したところであり、万全を期すならばデカール部分を研いで丁寧にマスキングしてリタッチすべきところだったと思います。結果的にうすめ液を流し過ぎてヒザの関節フレームがバッキリ折れてしまい、しかもコンビニ袋を使った安易なマスキングのおかげであちこち塗料の飛沫がかかってしまって見るも無残な惨状になってしばらく模型には手がつかずフテ寝してましたけど、バラして塗装し直して瞬着で強引にくっつけ直しました。



右足修繕版の図です。個人的には一応これで筆の置きどころかとも思いますが全体的に荒っぽいのは否めません。でも直し始めるとキリが無いというか、もいっこキット用意して同じようにつくる方がずっと早いかもしれないとも思えます。HGUC ガンキャノン量産型はもいっこキットが余ってるのでたぶんつくるし。でもやっぱジム改は後ハメにできないところが多いから案外めんどくさいキットではありました(そんなに古いキットではない筈なのですが)。
何故ジムにしたかというと、ガンダム系 MS をこのカラーリングで塗ってみたかったのだけど世には "唯一のガンダム" というのが多くて、まあオレ様設定でどんなカラーリングにしてもいいんでしょうけど、せっかくガンダムタイプの量産型というのが公式設定にあることだし、しかも(ジムカスタムでは実現しなかった)カトキ風ジムのプラキットが既に発売されてるんだから使わない手はないだろうと思って。あとジムは平らな面が多いから先般導入しガンキャノン量産型で味を占めた自作デカールも思う存分貼れてうれしいかなぁと思って。



右足スネにぽっかりと余白があったのでそのままほっとくのもいいかもしれないとフテ寝してたけれど、なんとなくデカール紙の余りでラッキーストライクをつくりはじめました。が、落日の赤がコクピットハッチの赤とケンカするとイヤなので白一色に。ちょっと恥ずかしいので薄刷りの白を使いました。しかし初期も中期も宇宙の建設現場に喫煙コーナーは無いでしょうから常時禁煙なんですよね。僕にはカンケー無いけど。ところでソフトパックのラッキーストライクはトースティングされないのでしょうか。BOX もソフトパックも美味しいからいいんですけど (^-^)/~~
最初左足だけだったんですが、右足でも赤丸印のコーションレターを追加しました。イメージは治療用経絡秘孔風?現実の鍼灸治療は個人によってはまったく効かないばかりか重篤な副作用を伴うので注意すべきです(未だに東洋医学に副作用が無いなどと信じている人がいますが怪我の元です)。西洋医学治療でも効能が一般的に共通する場合は漢方薬を出すことも多いですが逆は無いですね。







スキヤキンSさまのアドバイスを受けて、
足首装甲固定糊のはみ出し除去・念の為瞬着、
途切れたスミ入れ部・スミ入れ忘れ部に入れ直し、
シールド裏面はスミ入れ色でウォッシング。

次回からはサフ吹き後くらいの段階で一度
持ち込んでみた方がいいだろうと思いました。
つや消しクリアコートまでしたブツに対しては
アドバイスできることも少ないと思うからです。

今回は前作に比べてもあきらかに塗装失敗です。
エアブラシ塗装実演を受けた直後だった為に
基本に忠実だった前作と比べてニードルを
引き過ぎたせいかムラになってしまいました。
クリアコートも無残に失敗してしまったし…。

スキヤキンSさまも『塗装全部やり直した方が
ええかな?』と言われる始末…さすがに時間がッ!

…といっても時間はつくれないことはありません。
問題はモチベーションで、塗料を洗い落として
(面倒だけど無加工パーツよりはマシなので)
今度は基本に忠実に吹いていく。焦らずゆっくり。
…すごく時間かかるんですけど…
もう1機つくり直した方がいいかもしれない。
……!
やるか?一から 10日間で完璧にやり直せるか?
そいつは今ある完成品より何%イケてる作品か?

結局、アドバイス箇所のすべてを改修し直せない
ままに、多々の失敗を抱えた出品となりました。
白と青の境目のスミ入れ色をどうするか伺った際、
スキヤキンNさまに背面画像が無いという事実を
指摘されたので一応載せました。実は以前撮影した
のですが右脚のフレーム色のグレイ(ホワイト+
ブラック少量+クリアーレッド+クリアーブルー)に
つや消しクリアーを吹いたら赤錆色が染み出して
しまったので塗り直すまで載せなかったのです。

その後簡単なマスキングと筆塗りでリペイントした
のですが、ふわっと吹いたつもりでもまたうっすらと
赤味が浮かび上がってきました。同手順で塗り直して
いたのでは同じこと。と、ネット上のモデラーさま方
から水性クリアコートすればよいと情報を得ましたが
手元に無くリペイントも気力的に及びませんでした。

今後フレーム色グレイは顔料系塗料で調色するか、
300番台の航空機系からみつけとかないとなー、
それでは在庫のヒコーキプラモの塗装指定や塗料を
手がかりに何色か使える色を準備しておきます。

左肩後面と右肩前面、左腰後面と右腰前面はほぼ
同じで右肩後面と右腰後面は空白の予定でしたが
適当に右脚と同じラッキーストライクを貼りました。

これはレーサーの如き商業広告ではありません。
僕はレースに不案内で知りませんけどタバコ広告
は全面禁止になったとかも聞きます。実はこれは
ハイビジ華やかなりし頃の米海軍機の垂直尾翼に
描かれたプレイボーイのうさぎちゃんマークに
逆に出版社から使用許諾が下りていたというから
そういうのに近いのかもしれません。



いつもながら反省することの多かった作品で、失敗箇所を気力的に完全にリカバリーできなかった点もあります。でも比較的マシな塗装のガンキャノン量産型をコンテストに出さなかったのはこのジム改で初挑戦の工作をしたからでしょう(改造というほどのことではありませんが)。でもおそらくもう一度同様の工作が必要になったら(アセったり油断さえしなければ)さほど苦もなくできるようになっていると思います(やはり後ハメ不能な箇所は若干めんどうだけど)。プラモ製作は経験値だといわれるのもわかる気がしました(ちょっとしたアドバイスで行き詰った智恵は飛躍的に向上することもありますが)。現在の自分の技量や枯渇したアイデアで入賞などする筈もなく、コンテストの傾向と対策なんかもイマイチわかんないけど、キットの『ココをこうしたらカッコいい』というポイントやバランスが見えてきて、現実的に『どうしたらイメージのカタチにできるか』という技法を身につけていけば、自分なりのカッコいいガンプラができる気がします。自身の眼で見て満足もできない作品を他人様に見せたりするものではないからです(←お前むっちゃ見せてるやん!)。将来的には他人様に堂々と胸をはって見せられる作品をつくりたいです。




□ ノースペシメン
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・―□ 模型系
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    ・―□ バンダイ 1/100 マスターグレードモデル RGM-79C ジム改(スタンダードカラー)
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    ・―□ 第3回神戸スキヤキガンプラコンテスト審査採点表&製作者補足