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2004年 2月 2日(月)

第3回神戸スキヤキガンプラコンテストに向けて製作機種選定。6月開催予定とのことで気の長い話ではあるけれど、この 4ヶ月の間にいくつか試してマシなのを出せばよい。先月の第2回開催中に用意していたのはメッキを剥がした 1/144 HGUC 百式と 1/144 HG ガンダムデスサイズヘルカスタム。新長田のライト模型でガンプラ 30%OFF になったので。さっそく百式はシンナーでクリアオレンジを落としキッチンハイターで銀メッキを剥がして仮組みして、δガンダムにするにはど−すっかなーとか思案していたところ、第2回出品作中に白い 1/100 MG 百式(九十九式)と素組みの 1/144 HGUC 百式があったのでなんとなくヤメ。つーか一部(元)メッキパーツを壊してしまって、部品請求したらどーせまたメッキ剥がさにゃならんのやろ?んなめんどくさいことできるかいな。もいっこのデスサイズヘルカスタムの方は A.C.世界に 1機の MS の筈なので設定色以外はオレ的に理屈が受けつけないにもかかわらず指定通りに調色するのもオレ的にタイクツなのでボツ。しかしそれぐらい買う前にわかれよドアホ。

さて、他人の目に触れるガンプラ選びでまず外さないといけないのが GFF にラインナップされている機種。だってプラキットベースであの造形・塗装・マーキングは僕には無理だもん。確かに品質にバラつきがあったり塗りこぼしもあるけれど、MS にフェリススプリッター風の塗り分けを施すセンスやタンポ印刷のマーキングは真似できない。精魂込めてつくった作品が市販のアクションフィギュアにはるかに劣る現実は精神衛生上よろしくない。

というわけで三宮のゲーマーズで物色。ここも期間未定ながらガンプラ 30%OFF。真上のボークス神戸SR では特売品以外ガンプラ 20%OFF だが塗料や用具・工具は相対的に安い。ウム、神戸スキヤキで買うものが無い…色々と相談を受けてもらっているのだから予備パーツ取り用のキットくらいは買ってやってもバチはかぶらないだろう。潰れたらイヤだし。…ま、ともかくゲーマーズで 1/100 HG サーペントカスタムを購入。GWEW のカトキガンダムもいいけど調色と配色で遊べない、つーか設定色に勝てる気がしないので見送り。ところでサーペントカスタムのカスタムってなんだ?サーペントだけでいいじゃん。

サーペントはいっぱいあるんだからどんな色でもいいじゃん?前のギャプランでは基本的に淡いSガンダムブルー&ライトグレイ+蛍光オレンジのアクセントカラーという Ex-S or Zetaplus(Blue) のアレンジだったので今度は PLAN 303E ディープストライカー の紅白塗装とすることに決める。アプルーブドガンダムに掲載の色指定を参考に、赤 : 79番シャインレッド 40% + 171番蛍光レッド 20% + 173番蛍光オレンジ 20% + 174番蛍光ピンク 20% としてみた。試し塗りしたら発色はいいけどわりとフツーの朱色だったのでもうちょっと蛍光ピンクを入れるか。白(グレイ?)も同書を参考に、白 : 1番ホワイトをベース、37番RLM75グレーバイオレット、42番マホガニー、174番蛍光ピンクを少しずつ加えた。試し塗りするとまるで土気色した肌色みたいだったがもろにピンクでない若干赤味の白という注文通りだからよしとする(大袈裟すぎるけど)。隣り合わせに塗ってみるとそれなりに相性悪くないかも…でももっとわかりやすく淡いピンクでいいかも。あと武装類にはギャプランのバインダー用につくって大量に余った色を使う予定。あ、今回平手を使うので目玉のガトリング砲は敢えて装備せず、後ハメの都合上肩ミサイル庫は固定なんで、背部にビームキャノンとバズーカを背負わせるのみ。こういう長モノは ν ガンダムみたく本体と同じツートンカラーにしたいところだがさすがに紅白に塗り分けた武器をリアルに見せる自信はないのでお約束のブルーグレイとする。でも本当は MS 本体も携行武装も均質な戦闘機械でありひとつのパッケージなんだから同じカラーリングである方が自然なんだよね。でもそのへんをあんまり突っ込むと命綱の主砲と防禦盾を複雑で脆弱な "手" なんかに持たせることのナンセンスが露呈するのでほどほどにする( VF-1 の場合は仮想敵が巨人族というエクスキューズがあったわけだが)。えと、あと肩の赤いベンチレータスリットだが赤地に黄色というのもどーかなー?ということでアイアンかなんかでいこうかと。正式な色設定ではココの赤がポイントなんだけどなぁ。ギャプランのモノアイルーフみたいなキャッチいポイントが無いのな。

で、軽く仮組みしてみると、問題点1) 足首の可動範囲が狭く、大きく脚を開くと足裏が接地しない、問題点2) あちこちの装甲の裏のスカスカが目立つ、といった感じ。基本的に思ったよりカッコイイぞ(設定画稿に似せていけばもっとカッコイイのかもしれないが)。腕を外すと異様に脚が長いのはヘビーアームズカスタム同様腕に装備するガトリングガンが地につかないようにした為かもしれない。お手軽改造としては頭のトサカとか尖ったコクピットブロックを削って平らにするくらいかな(なんかしらんがどうもオレは特徴的なトコを潰したがるのな)。問題点1) はすぼまったすそを拡げるわけにもいかないので足首上部を裏打ちして干渉部を削り込むか…意外とめんどくせーぞ。市販のポリキャップで二重関節化する?要はポリキャップがある脚下端との接続軸の(ポリキャップの無い方の)足首側が曲がっていればすむわけで、力任せに曲げてみる…折れたら折れたで角度をつけて接着すればよいのだ…なんだか、力任せにぐにゃりと曲げるのも正解みたい。しかも足首パーツが左右同形でなく左右対称形なのが幸いした。我ながらなんと安直なと思う。問題点2) は地道にパテ埋めで整形する(重量を考えたらプラ板を切り出して貼り付けるべきだろうが初級者のオレには難度が高いのである)。今回初めてアルテコ瞬間接着パテを使ってみた(一部ポリパテやラッカーパテも使ってしまったけど全部アルテコにすればよかった…)。なるほど便利なものであるが接着剤だからポリパテみたいにプラ板でフタができないだろうなとは思う(気泡処理をしないですむのだからゼータク言うなよ)。形状の複雑なところはエポパテでむにむにっと押しつけてはみ出たところを削ぎ落とす。

そんな感じで気が向いたらちょこっとだらーっと作業中。神戸スキヤキで22日に "エアブラシ塗装実演" なる催しがあるからそれ見てから塗装に入ろう…ってたぶんそこまで進んでないと思うけど。




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