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< 原文ママ >
今になって思うのはコンピュータインフォメーションを字幕処理した為に場違いな明るい女性音声という刺激物を入れる機会を逸してしまったということだ。読めないほど速い米語の字幕より聴き取れないほど速い米語の台詞の方がいいに決まっているが、実現しなかったのは基本的に音楽主体でアクセントに最小限の台詞を入れるという「Hello, VIFAM」のようなものを想定していたから絵コンテ段階で本当に最小限の台詞に削り落とされていって(当ページを見ればわかるが役者に手渡されたのは A4半分に印字された紙切れだけである)、さらに台詞を追加するなどとは思わなかったからである。しかも相方がキャストのオーディションの申し込みに筆記の一次審査を課すという厳しい制限をつけた為か応募者の母体数が異様に小さく(以前のビデオドラマの一桁は下回る…ちなみに一次審査は『ゴミ箱行き決定』な応募者も含めて全員合格(笑))主役女性もナレーションも任せられそうなのは抜群に巧かったひとりの女性だけで、結果的にカワイイ系のコンピュータ音声とかなんとか言ってられる状況ではなかったのである。ま、いっか。
そうそう、僕、アフレコって苦手というか、ビデオドラマ制作時に班毎に 2人ずつくらいで音響機材の扱い方のレクチャーがあったんだけど、僕は昼夜編集に明け暮れてたのと監督だからという漠然とした理由でレクチャーを受けられなかったので機器のスイッチだらけの音響ブースが怖いのです。こんなヤツが F-15J のコクピットなんかに座った日にゃあわからないことだらけでブレイカーが落ちますね。ドラマのときは仲間も多かったし自分も気合入ってて録音ブース内で直接演出つけてだり(ホントはやっちゃダメ)最後に急遽猫の鳴き声を入れてもらったりわきあいあいと演じてもらえてたのですが、今回のアニメアフレコはふたり、しかもひとりは素人のオレという無謀なチャレンジャーか?と思われたとき、相方はキッチリとほっきー(仮名)に助っ人頼んでたのな。ほっきー(仮名)は自分に厳しいだけ他人にも厳しいのな。僕があまり気にしていなかったカツゼツの悪さを指摘して容赦なくリテイクを繰り返す。それに違うところで相方もマジ切れ?でちょっと指示するコトバにカミソリ入ってて怖かった。『オラ監督!演技指導やれ!』とか言われても皆さんオーディション時のイメージ通りで巧く演ってくれてたし、智春とナレーションの子はやはり抜群に巧かったから文句はなかったんですけどね…。しかし、その後の声優さんたちとのやりとりはぎこちないもので、声優さんにとってはどう演ればいいのかわからないとすごく困るということで、、明確な指示を出さなかった僕が全部悪いみたいで非常に申し訳なかったなぁ。あ、最後に MO から MD に移したので全通して聴いてみると…ひとりマイクを吹いてる方が…まあ装飾音だし大きな声が必要でもないんだからイケると踏みましたが。 で、なんかこのまま帰ったらへこむかなあというところでほっきー(仮名)主導の反省会になりました。色々と為になる話もお聞きしましたが全部忘れちゃった、てへ。そしていつの間にか一次審査で『ゴミ箱へ直行』な筆記回答をしたあげく採用された方に対する批判の砲火が集中し、そしてそんな方でもお願いせざるを得なかったさむーいオーディションの経緯も話したのですが…なんにせよほっきー(仮名)、あんた講師とかになれるでたぶん。 |
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