□ ノースペシメン
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・―□ アニメ感想系
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    ・―□ To Heart
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        ・――□ キャストについて
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        ・――□ オープニング映像について
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        ・――□ オープニング曲について


この予想/希望キャスト(よくあるオタクの妄想キャストともいう)はプレステ版のキャスト発表前の98年秋頃に知人のリーフ系同人誌の座談会用の宿題として考えてたものです。実際には主催者の都合で2回目以降はなく編集もしないという有様でしたがまあそんなもんでしょう。
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   役名              実際の          予想/希望
                     キャスト        キャスト
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 神岸あかり        川澄綾子        川澄綾子 
 来栖川芹香        岩男潤子        冬馬由美
 保科智子          久川綾          高山みなみ
 長岡志保          樋口智恵子      夏樹リオ
 松原葵            飯塚雅弓        仙台エリ
 マルチ            堀江由衣        小西寛子
 姫川琴音          氷上恭子        白鳥由里
 宮内レミィ        笠原留美        池澤春菜
 来栖川綾香        岩男潤子        冬馬由美
 雛山理緒          大谷育江        半場友恵
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□ 藤田浩之          一条和矢        遠近孝一
□ 佐藤雅史          保志総一朗      石田彰
□ 坂下好恵          今井由香        浅川悠
□ セリオ            根谷美智子      弥生みつき
□ シンディ          そのざきみえ    佐久間レイ
□ セバスチャン      大林隆之介      −
□ 長瀬主任          大林隆之介      −
□ 矢島              置鮎龍太郎      −
□ 松本              柳原みわ        −
□ 岡田              木村亜希子      −
□ 辛島美音子        豊嶋真千子      −
□ 木林先生          山崎たくみ      −
□ レミィ(幼生)      −              冬馬由美
□ 橋本先輩          −              置鮎龍太郎
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まずあかり役の川澄綾子は当てました。ええ当てましたとも。他はみんなハズレでしたが。半分真剣に当てにいきましたが結果は予想以上にベタなところもありましたね。こういう類の素人のキャスティング妄想ってのは完全に経験則(あの作品のあの役でこんな声出してたからとか)に拠っているので、「試しにオーディション」という手段を持つプロのキャスティングには敵うべくもないと思うのですが。

あかり役ですが、当時「星方武侠アウトロースター」のヒロインであるメルフィナ役や「プリンセスナイン」の東ユキ役、「南海奇皇(ネオランガ)」の清家絢(絢ちー)役(あと「頭文字D」があったが関西人は知らない)などで新人ながら飛ぶ鳥落とす勢いで重要な役をゲットしオーディション会場で周囲から妬まれていた(?今は亡きラジオ番組「アニメエクスタシー波乗り妄想系」情報)という川澄さんを置いて他にあるまい、という読みでした。てゆうかWin版のあかりの声にあんまり明確なイメージなかったんですけど(初めてラジオ聴いたときにはマチリンでも別に問題ないかもとか思ってました)。主人公にふにふにいじめられるイメージとしてメルフィナで、ということで納得(?)。その後プレステ版アニメ版ともに完成がズルズル遅れていくうちに OVA「恋愛候補生」で主演&主題歌ゲットし、WOWOWスクランブル「星界の紋章」でも充分話題になってしまいまして、当初鋭いよなあと感心した ToHeartの主演抜擢も随分とヌルイ無難な選択となってしまいました。ハクがついたからよし、という考え方もありますが、特に巧くなったというわけでは・・・。

来栖川先輩役は、個人的な希望として冬馬由美。綾香も当然同じということで声はエロいだろうと考慮して。実際には岩男潤子となりましたが、以前はなんとなく安っぽくて単にカワイイ系だった岩石男(昔「ジーンダイバー」のティル・ニー・ノグ役で最初うめいてばかりだったのが印象的でしたが)も、最近は劇場アニメ「パーフェクトブルー」やTVアニメ「デビルマンレディー」の主演でヨゴレ役(ヤラレ役ともいう)がヤらしくて、また迫力もあって、割と好印象だったので満足ですね。プレステ版の綾香は「ヤらしい系の声でセリフは軽いというミスマッチ」という当初の予想を外してストレートにただ軽い声の演技だったので少し不満ではありましたが。アニメ(現在4話でしか見てませんけども)では重めでいい感じです(そのうちアニメでの軽い綾香も見てみたいですけれども)。あ、綾香じゃなくて来栖川先輩ですか?最初何も喋んないだろうと踏んでたんですがいい感じですね。「イケます」とか。心配だったのが洞木さんの声だと先入観でビンボー臭い印象かも、とか思ってたんですけどそんなこたなかったですね。

Win版のいいんちょの絵は、とくにジト目というか軽蔑の眼差しがヤマモトヨーコの印象だったので、単純に高山みなみを希望してました。答はわかってましたが意地でも久川綾とは書けなかった(笑)。関西訛りだからですか。「CCさくら」とか「大運動会」とか、やたらめったらカブリまくりじゃないですか。そこまでベタにいきますか。結果的にいい感じでしたけども。Win版のイメージとして「キッ」って感じで高飛車というか、そっちの印象が大きかったので山本洋子かなと思ったのですが、実際に完成品を見てみると「ふぅ」とお疲れの感じが出てていいですね。アニメ版は特に。

志保はもう「神秘の世界エルハザード」の陣内菜々美ちゃんだから夏樹リオでしょう、と決めてかかったのですが、夏樹リオならば "神○あかり" つながりであかり役という人もいましたね(んなワケねーだろ)。それはいいとしてキャスト発表時にもっとも衝撃を受けたのが樋口智恵子の名でした。だって「水色時代」とかで「代々木アニメーション学院生の想い出づくり系」声優じゃん、という偏見があったからです(事実無根かもしれませんが)。「ケロケロちゃいむ」最近になって見ました。結構好きです。まあそれはいいとして、実際のところ、プレステ版をプレイした印象としてまず最初にくるのが「志保ってこんなに知能低かったっけ?」というものでした。(学校の成績は悪いけど)もっと知的なイメージだったのですが・・・。まあシナリオ的にも志保はバカで何も考えてねえ系な雰囲気も漂ってましたので意外とハマてったのかもしれませんが。アニメ版が始まる頃にはすっかり慣れてましたから一応オッケーです。でも「歌がすごくうまい」でいいのか、という一抹の不安は残ります。

葵ちゃんはガキっぽい声ということで単純にジャングル声優仙台エリ先生を所望しましたが、まああんまり葵ちゃんに思い入れもないんでどうでもいいです。って飯塚雅弓はキライなんですけどね。なんかざーとらしいよなぁ。すごく無理して元気でカワイイ系の声出してるような気がしてしまいます。飯塚雅弓だと意識しなければそれなりにいいんですけど(そんなに嫌わなくても・・・)。

マルチはもう小西寛子しかないだろ、絶対に、そうに決まってんだろ、違うの、え、ウソ、だったらオレ帰っちゃうよって感じ。ロボット声なら「アンドロイドアナMAICO 2010」で丹下桜、という線も捨て難かったのですが野暮ったさが足りずスマートすぎるのでギリギリ却下。小西寛子、丹下桜ともに底辺には隠し切れない知的な香りがあるのがネックだったのかもしれません。うーん、ロボットなんだし、ちょっとは知的な感じも残ってていいと思うんですが。で、堀江由衣です。川澄綾子と並んで当時のイチオシ突出新人でした。読みではこの二人のどっちか入るだろう、と踏んでいたので僕は川澄綾子としたのですが、まさか両方入ってるとはな。そこまでベタとは。結果的にこの堀江由衣も製作がトロトロしてる間に「鉄コミュニケーション」で主演&主題歌ゲットしちゃってマルチ役も平凡なキャスティングになってしまった、のかもしれません。あっちは周り全員ロボットでたったひとりの人間だったわけで、立場が逆ですが。確かに小西寛子よりも「修行が足りん感」には溢れていてハマってるかもしれません。小西寛子だと「ひょっとしたらマルチってちゃんと考えて演技してるんじゃないの」的な感じになってしまったかもしれず・・・いやそんなことはないと思うんだけど。まあ最近だと「十兵衛ちゃん」とかで小西寛子の声は聴けるのでマルチ役はよしとするか(そういう納得はしなくてもいい)。

琴音はなんとなく適当に「伝説の勇者ダ・ガーン」の蛍みたいなのってことで白鳥由里、って投げやりですね。で、氷上恭子だったわけですが、なんかそれも適当っぽいなぁ。オレは「愛天使伝説ウエディングピーチ」のファンなので昔は好きだったんですが、ウエピーで聞き飽きてしまったというか(ウエピー自体は今でも好きで見てて楽しいですけども)、その、あんまりそれ以外の役で魅力的なのが無く、というか、確かに便利な声ですけど、多用するのはなんだかなぁ。複雑なファン心理。琴音はプレステ版のオマケゲーム(HbyH)の裏技で「真のヒロイン」を名乗るのですが(何人いるんだ真のヒロインて)、なんかそれもなぁ。琴音ってかなり自覚的な魂胆がある役なので(オイオイ)、氷上恭子だとあまりに作為的すぎるのでは、とか。いや、いいです。

レミィは「ガイジンのねーちゃん」ということで候補が絞れます。濃ゆいところでは玉川紗己子、佐久間レイ、篠原恵美などでしょうか。でもそれじゃあんまりですよね。ということで池澤春菜と考えたのですが。笠原留美ですか、「プリティサミー」のミサ様ですか、なるほど、ふむふむ。レミィのとぼけた感じは実際のキャストの方が断然いいですね。それはともかく、プレステ版のレミィの声を聴いたときに感じたこと。アレ、レミィって日本語流暢、っていうか日本人そのもの?あ、そうか、Win版でもそういう設定(あやしげな英語を使うくせに日本語にはやたら詳しい)だったよな、と思い直す。そうかそうか、レミィはそれでいいんだ。で、アニメを見る。同じ声なのに日本語がいきなりあやしい。慣用句やことわざで明らかな誤用を乱発する。確かにアニメの「パツキンねーちゃん」はそういうイメージだが・・・なんかプレステ版で感じたねじれ感覚を無理矢理元に戻されたかのような感じ。でもその方が素直でいいのかもしれませんね(リーフ原理主義者の怒りは買うかもしれないけどさ)。
上記と同じ理由でシンディ(レミィの姉ちゃん)は佐久間レイを希望しました。実際は、えと、すみません、そのざきみえさんはあまり存じ上げませんでした。でもよかったです。
プレステ版には声のなかった(たぶん)幼い頃のレミィですが、冬馬由美を希望。これは「ああっ女神さまっ」でウルド役の冬馬由美が幼い頃のベルダンディー役(成体は当然井上喜久子)とダブルキャストであったという故事に基づく。つまり来栖川先輩/綾香と同じ冬馬由美で謎の幼女(実はレミィ)をやって混乱させるという含みもある。なに考えてんだオレ。声的にはオールマイティ冬馬由美でまったく問題無しと思うが如何に。

理緒を半場友恵(「勇者王ガオガイガー」のミコト)と考えたのはなんとなくビンボーっぽいと思ったから。大谷育江はストレートな感じですね。「姫ちゃんのリボン」の姫子みたいな感じというより「熱血最強ゴウザウラー」の教授みたいなダミ声も入って、あと多少動物的でしたね。今は超有名な動物声優だからか。大谷育江の動物声といえばピカピカよか「21エモン」のモンガーが最初の印象で鮮烈でしたね。思わず虐待したくなる声ですね。

浩之ちゃん、プレステ版には声はありませんが一応、遠近孝一と読みました。「勇者指令ダグオン」とか「マッハGoGoGo」で主役のヒーロー声ですが、存在の透明感があって(貶してるのか?)、いいかなぁと。カッコイイけど印象というか個性が薄いというか。実際にアニメ版で浩之の声をされた一条和矢さんは私の不勉強でお名前を存じ上げませんでしたが(なぜそこだけ敬語になる?)、すっごいハマってます。いい感じです。浩之ちゃんにぴったりです。

雅史は保志総一朗ですか。ロスユニだの蒸気探偵団だの最近ひっぱりだこですね。「聖ルミナス女学院」では完全に女装が板についてるし。「DTエイトロン」では主人公のシュウ役で、ヒロイン・フィア(ピンクの髪でおさげからショートリボンにモデルチェンジ!)役の川澄綾子と並んで「雅史&あかり」状態でしたね。僕はWin版プレイ時に石田彰を妄想して萌えてましたが、今となっては雅史にしては声が年取ってるかもしれないですね。
雅史と同じ理由で橋本先輩は置鮎龍太郎を希望・・・してたけどプレステ版では出番が無くなった(笑)。思わずカウンターが入ってのしてしまい、翌日からおどおどとした態度になってしまうので萌えたなぁ。置鮎龍太郎より緑川光の方がもっと萌えるかもしれない・・・ってどうせ攻略できないってば。
ちなみにWin版で雅史の攻略は一時期真剣に考えて雅史ストーキングを実施したが得るものはなかった(泣)。同じ18禁ゲームの「コ・コ・ロ・・・」ではある攻略対象の女の子(先輩)の可愛い弟くんもまた攻略可能であり、思わずやっちゃったっていうのがある。可愛ければなんでもいいのか。

坂下は今井由香とか新山志保とか大塚瑞江がベタですね。で、個人的にアキバのつぐみちゃんで浅川悠を希望。現実は最もベタベタな今井由香。でも思ったより男の子っぽい感じじゃなくてカッコイイ系で凛としててよかったです。

セリオは弥生みつきを希望。願望。でも根谷美智子の方が無機的な感じがうまく出ててよかったですね。弥生みつきじゃあ訛っててロボットにしちゃおかしかったかもしれない。反省。それはともかくセリオシナリオがなかったのは返す返すも惜しい・・・肩叩きでガマンガマン。

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