□ 校舎/教室の机/棚のバッグと運動靴/家庭科室の札/廊下/美術室/化学実験器具/プール
□ タイトルロゴ ToHeart
■ 落葉の木の下のあかり (プレステでは丘の桜の下のあかり/桜/通学路の桜/校庭の桜)
■ 教室でクラスメートと楽しげにおしゃべりする志保
■ 廊下をモップで一生懸命に掃除するマルチ
■ 草原で風に吹かれる芹香
■ 屋上で景色を眺めている智子
■ 神社裏のサンドバックの木陰で汗を拭く葵
■ 中庭で他の女子が通り過ぎる中ひとり寂しげに陰に立つ琴音
■ 玄関の下駄箱に向かって走り去り こちらに別れの手を振るレミィ
/玄関からレミィと他の生徒フェードアウト 暗く外は夕焼けの景色に変わる
□ 手渡されるくまのぬいぐるみ(プレステでは手からこぼれて風に吹かれる桜の花びら)
□ カメラ振って校舎から校庭の落葉の木 青空 (プレステではナシ)
□ 夕日の差す 図書室/階段の踊り場/音楽室/水道の蛇口/体育館
■ 笑顔で振り向く志保
■ ぼーっとしてる芹香
■ 頭をなでられて喜ぶマルチ
■ 笑顔でふりかえって二本指で敬礼するレミィ
■ なんかよくわからないがやたら感激してる葵
■ ついとむこうを向く智子
■ 伏せた顔を悲しげにこちらに向ける琴音
■
あかりのアップ/瞳に降ってきた雪がかぶる(プレステでは舞い散る桜の花びらの下のあかり)
■
校舎の窓から外の雪を眺めているあかり(プレステでは桜の下のあかり)
□ 暗い空に降っている雪(プレステでは青空に舞い散る桜の花びら)
基本的にプレステ版のOP映像を流用しています。
プレステ版の中で監督も含めてアニメ版スタッフが大きく関わっているのがOPなので、
当初から共用を考慮していた、またはプレステ版への逆流用ということも考えられますね。
画面上下がカットされたビスタサイズなのは、
プレステ版での動画のディスク容量/伝送量の軽減と考えられますが
アニメ版では上下に画像処理されてそれなりの効果がありますね。
(ベターマンは本編も徹底してビスタサイズですけど。DVDでスクイーズ収録してくれるのかな。)
冒頭、「高校時代の想い出」を想起させるモノクロセピア風の短いカットが続きます。
家庭科室はあかりの料理クラブかな。
一応特定の誰かというわけでなく高校で過ごした者全員の共通体験としての場所達ですね。
Win版では青空パターンのゴシック体だったタイトルロゴが、
なんかみょーにコミカルに変形してカラフルな色彩になってますね。
伝説の木の下(笑?)のあかりですが、プレステ版では桜の木となっています。
アニメ版は秋からの物語なんですね。他にも桜で春を表現していた箇所は落葉に置き換えられ、最後には雪で締めくくられるといった変更がなされています。
続いてレギュラーヒロイン(あかりを含めて8人)の紹介です。
皆さんゲームでの「定位置」で、お決まりの行動を取っていますが、唯一来栖川先輩だけがどこだかよくわからない草原?にいますね。魔女装束でオカルトクラブがネタバレなら中庭でひなたぼっことかわかりやすいのがあるだろ、とか思うのですが、こういう独自行動も先輩らしいような気がしますね(?)。
なんか絵的に新鮮なイメージがあるのがマルチですね。幼児体型でなく割と現実的な腰とモップに力の入った動きをしています。てゆうか僕が過去に見た動いてるマルチの全身が二頭身とかばっかりだったからですかね。
最後のレミィのカット、画面奥の方に走り去っていってフェードアウト・・・なんだか不吉な気もしてしまいます。
(「ナースエンジェル りりかSOS」の前期OPは、常に主人公のりりかが画面奥に向かっているというカットの連続で視聴者を不安に陥れました。走ったり歩いたり、ときどき振り返ってくれたりするんですけど、最後の決めカットでも記念写真撮影に向かって嬉しそうに両手を挙げて走っていくりりかで締めくくられるという徹底ぶりでした。で、後期のOPがこれまた視聴者を不安にさせるものでいかにも死ぬぞ死ぬぞもう終わりだと言っているような映像のバックに「どーにかこーにか まるくおさまるわ それなりに♪」という不吉な歌が流れていました。すいませんね長い余談で。)
男の子から女の子に手渡されるくまのぬいぐるみ(ズーム風のぶれエフェクトつき)、プレステ版にはない特定キャラ(あかり)に関係するアイテムのカットですね。多少あかりが長めではあっても一応全員平等な描写をしていたプレステ版に対して、アニメ版はあかりシナリオメインでいくぞ、という宣言でしょうか。(今現在(6話時点)ではまだくまのぬいぐるみに関する具体的な言及はないようですが。)
続いて今度はレギュラーヒロインの表情集です。巧妙に順番がシャッフルされています。背景が「暗黒」っぽいのが気になりますけど(すみません、アレの実物は見たことがありません)。
来栖川先輩はここでもぼーっとしていますね。いきなりテレてたり微笑んでたりするのがわかる筈はありませんが。
マルチのなでなで、なんか違和感あるなぁ。こういうコビコビな喜び方じゃなくてマルチにとっては肉体的に「気持ちいい」んだと思うんですけど(その延長線上あるいは同義として存在するのがWin版でのセックスシーンであると思うのですが・・・え、気持ちよがっちゃマズイですか?それが肉体の存在意義でしょう)。
レミィの敬礼のようなしぐさ、これもまた前出の「画面奥へ走り去ってフェードアウト」同様に気になります。別れの挨拶のように見えませんか。気にしすぎでしょうか。
葵ちゃんはよくわかりません。なんか感激してます。ただのコビコビポーズに見えてしまいます。
いいんちょと琴音(なぜかちゃんづけしてないオレ・・・)はお決まりのポーズです。ただいいんちょがあっち向いてしまうのに対して琴音はこっち向いて同情をひきます(なにか気に入らないことがあるのかオレ・・・)。
最後のあかりのカットはプレステ版と差し替えで桜が雪になっています。プレステ版が春、アニメ版が秋から冬にかけての物語であるという明示ですね。一番最後のカットが「明るい青空に舞う桜の花びら」から「暗い灰色の空に降る雪」ということでストレートに受け取ると希望の予感から一転して悲観的な印象も拭えないのですが・・・。